最強ゆえに戦いを禁じた新ヒーロー誕生！「シャン・チー　テン・リングスの伝説」異次元アクションおさめた新映像

タイトルにもある「テン・リングス」は、「アイアンマン」シリーズや、「アントマン」に登場した犯罪組織。「シャン・チー　テン・リングスの伝説」では、これまで深く描かれなかった「テン・リングス」の謎が明かされる。主人公のシャン・チー役に注目俳優のシム・リウが抜てきされたほか、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨーが共演。「ショート・ターム」「黒い司法 0％からの奇跡」のデスティン・ダニエル・クレットン監督がメガホンをとった。

かつて父ウェンウー（レオン）が率いる犯罪組織で、子どもの頃から苦しい修行の日々を送っていたシャン・チー。最強の存在として鍛えられ、組織の後継者になることを期待されていたが、優しすぎる性格ゆえに自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出していた。しかし悪に染まった父が伝説の腕輪＝テン・リングスを操り世界を脅かすとき、シャン・チーは自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、“本当の強さ”に目覚めていく。

最新映像では、マーベル・スタジオの社長で、本作の製作プロデューサーを務めるケビン・ファイギが「この話は、マーベル・シネマティック・ユニバースの最初に立ち戻る事になる」「そこに、私達が心から登場させたい素晴らしいキャラクターがいた。それが、シャン・チーなんだ」と、MCUの原点に回帰する作品であることを示唆する。

シムは「この映画製作が発表されたとき、僕は本当に興奮したよ。ちょっとしたジョークのつもりでマーベルに、そろそろシャン・チーについて話そうとツイートしたことがあって、今思えば、そうしておいて本当に良かったね」と述懐。オークワフィナは「彼はこのキャラクターに強烈な情熱を注いでいる。シャン・チーはシムのために作られたキャラクターだし、彼の情熱を肌で感じることができるわ」と讃える。映像には、シャン・チーが冷酷な父と対峙する、異次元のアクションの数々が切り取られている。

ポスターには、「最強ゆえに戦いを禁じた、新ヒーロー誕生」というキャッチコピーを活写。鋭く前を見据える凛々しい表情のシャン・チーをはじめ、最愛の妻を失い悪に染まった最凶の父ウェンウー、一匹狼の格闘家として生きるシャン・チーの妹シャーリン（メン・ガー・チャン）、勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友ケイティ（オークワフィナ）ら物語の鍵を握るキャラクターが写し出されている。

「シャン・チー　テン・リングスの伝説」は、9月3日に全国で公開。