トム・ハンクス、ウェス・アンダーソン監督&ビル・マーレイ主演の新作にカメオ出演
2021年8月3日 11:00
「グランド・ブダペスト・ホテル」で米アカデミー賞4部門受賞の鬼才ウェス・アンダーソンによるタイトル未定の新作映画に、トム・ハンクスが出演することが明らかになった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
映画は、アンダーソン監督が自ら執筆した脚本をもとにメガホンをとり、まもなくスペイン・マドリッド近郊でクランクインする。「天才マックスの世界」から最新作「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」まで、9本のアンダーソン監督作で主演を務めてきた常連俳優のビル・マーレイと、アンダーソン監督とは今回が5度目のタッグとなるオスカー女優ティルダ・スウィントンの出演が決定しているのみで、そのほかのキャストやストーリーといった詳細については、一切明らかになっていない。
アンダーソン監督作への出演は今回が初めてとなるハンクスが、どのような役柄を演じるのかは不明だが、ハリウッド・レポーターが情報筋から入手した話によれば、主要なキャラクターではなくカメオ出演的な端役になる模様とのことだ。
アンダーソン監督は、マーレイとスウィントンのほか、エイドリアン・ブロディ、シアーシャ・ローナン、オーウェン・ウィルソン、ベニチオ・デル・トロ、ティモシー・シャラメら豪華キャストが結集した最新作「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」が10月22日に全米公開。
一方、アカデミー賞4部門にノミネートを果たしたNetflix映画「この茫漠たる荒野で」での名演も記憶に新しいハンクスは、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のミゲル・サポチニク監督が手がけるSF映画「Finch(原題)」が米アップルTV+で年内に配信されるほか、バズ・ラーマン監督によるエルビス・プレスリーの伝記映画「エルビス(仮題)」、ディズニーアニメの名作をロバート・ゼメキス監督のメガホンで実写映画化する「ピノキオ」など、話題の主演作が多数控えている。
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