ミュージカル映画「野郎どもと女たち」リメイク版に「美女と野獣」監督
2021年7月23日 22:00

「シカゴ」「ドリームガールズ」「美女と野獣」のビル・コンドンが、「野郎どもと女たち」を再映画化する米トライスター・ピクチャーズの新作「Guys and Dolls(原題)」で監督を務めると、米Deadlineが報じた。
デイモン・ラニヨンの短編小説を基に、ジョセフ・L・マンキウィッツが監督した1955年のミュージカル映画「野郎どもと女たち」は、1920年代のニューヨークの下町を舞台に、フランク・シナトラとマーロン・ブランド扮するふたりのギャンブラーと女たちの恋愛模様をコメディタッチで描いた。その前に、ジョー・スワーリング&エイブ・バロウズの脚本、フランク・レッサーの作曲で舞台化されたブロードウェイミュージカル「ガイズ・アンド・ドールズ」は、1950年の開幕から1200公演が上演され、トニー賞ミュージカル作品賞を受賞するなど大ヒットしたことで知られる。
米ソニー・ピクチャーズ傘下のトライスターは、2019年3月に原作と映画、およびブロードウェイ舞台のリメイク権を獲得。以来、再映画化に向けて準備を進めてきた。監督に決まったコンドンは、アカデミー賞作品賞受賞の「シカゴ」(ロブ・マーシャル監督)で脚本を務めたほか、「ドリームガールズ」「美女と野獣」で監督、「グレイテスト・ショーマン」で脚本を務めるなど、ミュージカル映画の豊富な経験を持つ。
再リメイクする新作「Guys and Dolls(原題)」はジョン・ゴールドウィン、マーク・トベロフがプロデュースする。
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