マーベル初参加のレイチェル・ワイズ、「ブラック・ウィドウ」で8年越しにかなえた夢
2021年7月9日 18:00
マーベル・スタジオ最新作「ブラック・ウィドウ」(公開中)でブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)の“母”を演じているレイチェル・ワイズ。マーベル作品に初参加し、本作で8年前から夢として掲げていたというケイト・ショートランド監督との仕事を実現させた。
本作では、これまで謎に包まれていたブラック・ウィドウの“過去”とアベンジャーズとは別の“偽りの家族”の存在、そして彼女が背負い続けてきた暗殺者としての自分と決別するために挑む戦いが描かれる。
「ナイロビの蜂」でアカデミー助演女優賞を受賞し、実力派女優として人気を集めるワイズ。以前から交流があったというショートランド監督は「レイチェルと私は8年くらい一緒に仕事をすることを話してきたの」と明かしている。
念願だったショートランド監督との仕事に、ワイズは「ケイトとマーベル・スタジオの組み合わせは本当に最高だわ」と喜び、「彼女はとてもユニークで思いやりがあって、ガッツがある素晴らしいストーリーテラーなの。さらには、突飛なところもあって色んな素晴らしい要素が混ざっているのよ」と信頼を寄せる。
「ハムナプトラ」シリーズや「ボーン・レガシー」でのアクション経験が認められ、肉体戦のバトルが描かれる本作に抜てきされたワイズは、ブラック・ウィドウの“母”であり、ロシアのスパイ組織レッドルームの天才科学者でもあるメリーナを演じている。
ショートランド監督は「ここ数年、彼女は主にブラックコメディの仕事や、インディペンデント映画をやっていたから、私たちは彼女がイエスと言ってくれると思っていなかったんだけど、そう言ってくれて本当に嬉しかったわ。私は彼女のことをとても尊敬しているし、人間として大好きなの」と参加に感謝している。
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