「ブラックパンサー」続編がクランクイン
2021年7月3日 12:00

マーベル・スタジオの大ヒット映画「ブラックパンサー」(2018)の続編「ブラック・パンサー ワカンダ・フォーエバー(原題)」がクランクインを迎えた。同スタジオのケビン・ファイギ社長が明らかにした。
前作同様、ライアン・クーグラー監督が自身の脚本をもとにメガホンをとり、2020年8月に亡くなった主演の故チャドウィック・ボーズマンさん以外は1作目のキャスト全員が続投する。
6月29日(現地時間)、米ロサンゼルスで開催されたマーベル・スタジオ最新作「ブラック・ウィドウ」のファンイベントの前に、「現場にチャドがいないのは明らかに感情的なことです」「ですが、誰もがワカンダの世界を再びみなさんに披露できることに興奮しています。私たちは、チャドが誇りに思ってくれるような方法で、それを実現するつもりです」とファイギ社長はコメントしている。
「ブラックパンサー」は、黒人キャストが多い映画は世界市場で成功しないというハリウッドの神話を打ち砕き、社会現象を巻き起こした。世界総興収13億4000万ドルは、マーベルにとって「アベンジャーズ」シリーズ以外では最高の成績だ。さらに、米アカデミー賞では作品賞を含む7部門にノミネートされ、作曲賞、衣装賞、美術賞を受賞した。
「ブラック・パンサー ワカンダ・フォーエバー(原題)」は、2022年7月8日に全米公開予定。

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