「ブラックパンサー」はどうなる?チャドウィック・ボーズマンさん死去でマーベルに残された選択肢は

2020年9月7日 11:00

「ブラックパンサー2」監督も悲嘆に暮れる
「ブラックパンサー2」監督も悲嘆に暮れる

[映画.com ニュース] 米俳優チャドウィック・ボーズマンさんが43歳の若さで死去したことを受け、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品でボーズマンさんが主人公ティ・チャラ役を演じた「ブラックパンサー」シリーズの今後をめぐり、ディズニーが苦慮していると米ハリウッド・レポーターが報じている。

関係者によると、ボーズマンさんはここ数カ月で痩せ細っていたものの、2021年3月に予定されていた「ブラックパンサー2」のクランクインまでに体重を戻すことができると、他界する1週間ほど前まで信じていたという。また、9月からそのための準備を行うことが決定していた。

ボーズマンさんが闘病中であることを知っていたのは、家族と製作パートナーのローガン・コールズ、長年のエージェントであるマイケル・グリーン、トレーナーのアディソン・ヘンダーソン、「42 世界を変えた男」の監督・脚本を務めたブライアン・ヘルゲランドら、ほんの一握りの業界関係者だった。

ブラックパンサー」の関係者には一切知らせていなかったとのことで、ボーズマンさんは人知れず闘病を続けながら、「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(2016)、「ブラックパンサー」(18)、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」(18)、「アベンジャーズ エンドゲーム」(19)への出演をこなしていたことになる。マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長もこの事実を知らされておらず、突然の訃報で同社とディズニーに激震が走ったという。

現在、マーベルとディズニーは公私ともに愛されていたスターを失った悲しみに暮れる一方で、10億ドル相当のフランチャイズを主演俳優なしでどう進めていくべきかという現実に直面している。「ブラックパンサー2」は22年の公開を予定しているうえに、MCUでは人気キャラクターがほかのマーベル作品に登場するため、その場面の修正も行わなくてはならない。

もっとも簡単な解決策はティ・チャラ役に代役を立てることだが、ファンの反発を招くことは必至だ。また、ボーズマンさんの後任を引き受けたがる役者もいないだろう。第2の選択肢は、ティ・チャラの妹シュリ(レティシア・ライト)を新ブラックパンサーにすることだ。原作コミックで描かれたことがあるパターンなので、ファンも受け入れやすい。

マーベルがどの方向を選択するにせよ、「ブラックパンサー」の関係者にとってボーズマンさんを亡くしたダメージは計り知れない。前作に引き続き、「ブラックパンサー2」でメガホンをとる予定のライアン・クーグラー監督は、追悼文で以下のように述べている。

「私はこの1年間を、彼が口にする言葉を想像し執筆するという準備に費やしましたが、それは叶わぬ運命でした。もう2度と彼のクローズアップをモニターで確認したり、彼のもとに近寄り、もうワンテイクやってくれと頼むことができないと思うと、心が折れそうです」

(映画.com速報)

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