「裏切りのサーカス」製作陣が新たなスパイスリラーを製作
2021年6月24日 14:00
「裏切りのサーカス」の製作陣が新たなスパイスリラーをテレビドラマ化することが明らかになったと、米Deadlineが報じている。
「裏切りのサーカス」のトーマス・アルフレッドソン監督と脚本家のピーター・ストローハンが、新テレビドラマ「ヨーロッパ(原題)」でタッグを組むことになった。同作は、デイブ・ハッチンソンのスパイ小説シリーズ「Fractured Europe Sequence」の映像化で、パンデミックと不況で無数の小国家に分裂した近未来のヨーロッパが舞台。第1巻「Europe in Autumn(原題)」はポーランドの小さなレストランでシェフをしていた男が、密輸組織で働きはじめたことをきっかけに、誘拐や裏切りが渦巻く闇の世界に足を踏み入れていくというもの。
アルフレッドソン監督は、本作の魅力について、「『ヨーロッパ(原題)』は、古典的なスパイ小説と斬新なSFを融合させたユニークな物語。現在の世界と似た近未来を舞台に、現代における豊かでスリリングな寓話なのです」と語っている。
仏スタジオカナルと「真珠の耳飾りの少女」のプロデューサーであるアナンド・タッカーが率いるセブン・ストーリーズが製作する。