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柄本時生、令和版サイコロステーキ先輩に! 菅田将暉主演「CUBE」で想像を絶する末路辿る

2021年6月18日 08:00

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実写邦画初(!?)のバラバラに……
実写邦画初(!?)のバラバラに……
(C)2021「CUBE」製作委員会

俳優の柄本時生が、カルト的人気を誇る1997年公開のスリラー映画を菅田将暉主演でリメイクする「CUBE」に出演していることがわかった。柄本が演じるのは、オリジナル版「CUBE(1997)」でも鮮烈な印象を残した“最初の男”。網目状のワイヤーナイフトラップによって、バラバラに切り刻まれて死亡するキャラクターだ。

謎の立方体に閉じこめられた男女6人の脱出劇を描いたオリジナル版「CUBE(1997)」を手掛けたビンチェンゾ・ナタリ監督初の公認リメイク作品。菅田をはじめ、岡田将生田代輝斎藤工吉田鋼太郎という豪華俳優陣が共演。ナタリ監督自身がクリエイティブ協力で参加し、「MANRIKI」の清水康彦が監督を務めている。

同作では「部屋(18)」にかけて、毎月18日を「CUBE=部屋の日」に設定し、様々な情報を配信している。柄本が演じる“最初の男”は、主人公・後藤裕一(菅田)たちよりも前に“CUBE”に閉じ込められていた模様。場面写真も披露され、突如閉じ込められた謎の“CUBE”を前に「一体これから自分の身に何が起こるのか」という予測不可能な恐怖からか、表情には緊迫感がにじみ出ている。

映画化解禁時には、同役を「誰が演じるのか?」「そもそも登場するのか?」などSNSで憶測が飛び交っていた。網目状のワイヤーナイフトラップによってバラバラに切り刻まれて死亡――その肉塊は、まさに“サイコロステーキ”である。

この“サイコロステーキ”には、脈々と受け継がれている歴史があることをご存じだろうか。2002年に公開された「バイオハザード」では、特殊部隊率いるワン隊長が「レーザートラップによってバラバラに切り刻まれて死亡」。続く、07年の「バイオハザードIII」でも、アイザックス博士が同様の手法で死亡する。

また、一大ブームを巻き起こした「鬼滅の刃」(漫画/アニメ)では、主人公・竈門炭治郎の先輩にあたるキャラクターであり「一瞬にしてサイコロステーキ状に斬り刻まれて死亡」するキャラクターが登場。その鮮やかなやられっぷりが話題となり“サイコロステーキ先輩”という名称が誕生している。これらの作品に先立ち、「CUBE(1997)」は97年に公開。いわば“最初の男”こそが“元祖サイコロステーキ先輩”とも言えるだろう。

柄本は、今回の出演について「中学生だったと思うのですが、スゴい作品が出てきたなと衝撃を受けたのを覚えております。現場に入ってセットを見た時、日本でこんなことが出来るのかと感動をしました。出演させて頂きまして有難う御座いました」とコメントを寄せている。

CUBE」は、10月22日に全国で公開。

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