【「1秒先の彼女」公開記念】チェン・ユーシュン監督作「熱帯魚」「ラブゴーゴー」上映決定!
2021年5月18日 14:00

第57回台湾アカデミー賞(金馬奨)で最多5部門(作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞、視覚効果賞)を受賞した「1秒先の彼女」(6月25日公開)の公開を記念して、チェン・ユーシュン監督の初期2作「熱帯魚」「ラブゴーゴー」が上映されることが決定した。
90年代台湾映画界において、エドワード・ヤン、ホウ・シャオシェンらとは一線を画す“台湾ニューシネマ”の異端児として出現したチェン・ユーシュン。唯一無二の世界観は、類まれなる色彩感覚とユーモアセンス、叙情豊かな物語で描き出され、独特のタッチで瑞々しい青春模様を映し出した「熱帯魚」「ラブゴーゴー」は若い世代から多くの共感を獲得した。

上映を行うのは、アップリンク吉祥寺とアップリンク京都。アップリンク吉祥寺は6月11日~24日(2週間限定/日替わり上映)、アップリンク京都は7月2~8日(1週間限定/日替わり上映)となり、上映スケジュール詳細は、各劇場の公式HPに掲載。鑑賞料金は、特別料金の1300円(一般)。「1秒先の彼女」のチケット半券、もしくはムビチケ提示で割引料金1000円となる。

受験戦争にまったくなじめない夢見がちな台北のボンクラ少年。そんな少年をなりゆきで誘拐してしまった、超田舎な一家の、これまた一風変わった面々。誘拐報道がヒートアップする台北がまるで別世界のように、少年は連れ去られた南部の漁村で、白日夢のような不思議な時間を過ごし、そして謎めいた少女と遭遇する。はたして彼は、無事に(?)台北へ戻り、そして高校受験に間に合うことができるのだろうか――。

ケーキ職人の冴えないアラサー男子・アシェン。アシェンのアパートに同居する食欲旺盛なおデブちゃん・リリー。アシェンが小学生のときの初恋の人リーホア、セールスには100%向かない内気な痴漢撃退グッズセールスマン・アソン。どこにでもいそうな、でもどこかヘンな若者たちが紡ぐ物語。一目見たら忘れられない超個性的なキャストたちが奏でる、絡みあった3つの恋模様が描かれる。
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