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「ノーカントリー」などの名プロデューサー、パワハラ告発受け映画・ドラマ・舞台劇から降板

2021年4月23日 11:00

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スコット・ルーディン
スコット・ルーディン
Photo by Walter McBride/Getty Images

ノーカントリー」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「ソーシャル・ネットワーク」「トゥルーマン・ショー」など数々の傑作映画を放ってきたプロデューサーのスコット・ルーディンが、現在関わっている映画やドラマ、舞台から降板すると発表した。

きっかけは、ルーディンによるパワハラをアシスタントたちの証言を元に米ハリウッド・レポーターが暴露したことだ。この記事をきっかけに、ルーディンが過去数十年に行った恐喝や暴行が次々と露わになっており、2017年にバニティ・フェア誌に掲載された暴露記事をきっかけに、長年にわたるセクハラと性的暴行が暴かれたハーベイ・ワインスタインと同様の状態となっている。

こうした状況を受けて、ルーディンは米ブロードウェイで準備中の4つの劇のプロデューサーを降板すると発表。それでも事態が収拾しなかったためか、このほど声明を発表し、「私はブロードウェイ劇に加えて、映画とストリーミング作品から降りることを決めました」「休みを頂戴し、ずっと前に取り組むべきだったパーソナルな問題に対処するつもりです。私がこれまでに引き起こした数々の痛みを心から申し訳ないと思っており、成長し、改善するために一歩を踏み出す所存です」と述べた。

ルーディンは、「レディ・バード」でタッグを組んだ米インディペンデント・スタジオのA24と準備中の映画5作品からも降板するという。

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