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【全米映画ランキング】「ラーヤ」がV2 アンソニー・ホプキンス主演「ファーザー」が8位に

2021年3月17日 10:00

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「ラーヤと龍の王国」
「ラーヤと龍の王国」
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先週末の全米ボックスオフィスは、上位に大きな変動はなく、前週公開のディズニー新作アニメ「ラーヤと龍の王国」が約570万ドルの興収で首位を守り、V2を果たした。

10日間の累計を約1600万ドルとした同作。北米以外では約3690万ドルを稼ぎ出し、全世界興収は約5290万ドルに達している。2位「トムとジェリー」の累計は約2800万ドルに。こちらは公開3週目での全世界興収を約6700万ドルとしている。

3位から5位も順位に変動はなく、初登場で6位に入ったのはインド映画「Jathi Ratnalu」。職探しの途中でトラブルに巻き込まれた3人組の騒動を描いたコメディドラマ。上映館130ながら約47万ドルを稼ぎ出した。

そして、拡大公開により8位にランクインしたのは、アンソニー・ホプキンスオリビア・コールマン主演の「ファーザー」。認知症の父親の視点から親子愛を描いた人間ドラマで、監督は本作が長編映画デビューとなるフロリアン・ゼレール。母国フランスでモリエール賞脚本賞を受賞した自身の戯曲「Le Pere 父」を、「危険な関係」「太陽と月に背いて」「つぐない」「危険なメソッド」などの脚本で知られるアカデミー賞脚本家クリストファー・ハンプトンとともに脚色し、英仏合作の映画として完成させた。レビューは上々で本年度のアカデミー賞では作品賞、主演男優賞など6部門でノミネートされ、ホプキンスは当たり役ハンニバル・レクター博士役で受賞した「羊たちの沈黙」(1991)以来、約30年ぶり2度目のオスカー受賞に期待がかかる。

今週末はベネディクト・カンバーバッチ主演のスパイスリラー「The Courier」などが公開となる。

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