小栗旬&高畑充希&中村獅童、菅田将暉×セカオワFukase「キャラクター」に参戦! 特報も完成
2021年2月23日 04:00

小栗旬、高畑充希、中村獅童が、菅田将暉が主演し、人気バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが初演技に挑戦した映画「キャラクター」に出演していることがわかった。あわせて、特報(https://youtu.be/l08L6UyuD8c)もお披露目。映像では、売れない漫画家・山城圭吾(菅田)が、天才的な殺人鬼・両角(Fukase)と遭遇し、狂気を加速させていくさまが映し出され、「複製(トレース)された絶対悪」というテロップが踊っている。
「20世紀少年」「MASTERキートン」をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者・長崎尚志氏が、「もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら? しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら――」というアイデアを基軸に、10年をかけて練り上げた完全オリジナルストーリー。「帝一の國」「恋は雨上がりのように」の永井聡監督がメガホンをとった。
漫画家を目指す山城は、高い画力があるにも関わらず、お人好しな性格ゆえにリアルな悪を描けず苦悩し、長年アシスタント生活を送っていた。ある日、スケッチに出かけた先で、4人家族の殺害現場と彼らの前に佇む一人の男を目撃。第一発見者となった山城は、警察の取り調べで「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、犯人の姿をもとに殺人鬼のキャラクター“ダガー”を生み出し、サスペンス漫画「34(さんじゅうし)」を描き始める。
漫画は異例の大ヒットを記録し、売れっ子漫画家となった山城。しかし、まるで漫画「34」で描かれた物語を模したような、4人家族が狙われる事件が次々と発生する。やがて山城の前に、かつて目撃した男・両角が現れ、「先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」と告げる。
新たに参戦が発表された小栗は、山城の漫画と事件の関連性にいち早く気付き、真相を探る刑事・清田俊介を演じる。菅田とはドラマ「獣医ドリトル」「リッチマン、プアウーマン」や映画「銀魂」シリーズ2作に続く5度目の共演。菅田は小栗に大きな影響を受けたといい、主演映画「共喰い」クランクイン前日に小栗を訪ね、背中を押してもらったと語るなど、仲を深めてきた。これまでは小栗主演作で共演してきたが、今回は菅田主演作でのタッグとなり、小栗は「菅田さんは共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられることは幸せなことだと思います」とコメントを寄せた。
NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」、ドラマ「問題のあるレストラン」以来、3度目の共演を果たす高畑は、山城を支える恋人・川瀬夏美役。「菅田くんとは久々の嬉しい再会でしたが、かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしい佇まいの座長で、私は助けてもらいっぱなしでした」と振り返る。中村は、清田の上司・真壁孝太役を務める。暴走族だった清田を警察官にすることで救い出し、刑事として上司と部下という関係になっても、昔のままタメ口を許す懐の深い役どころ。約15年振りの共演となった小栗について「とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在です」といい、ふたりのコンビネーションにも期待が高まる。
じっくりと映画に入るのは久々だったので、「やっぱり現場はいいな」と思いながら撮影を楽しみました。事前に監督から“渋くてカッコいい小栗さんが欲しい”とリクエストをされ、敢えていつもより声のトーンも落とし、恥ずかしいくらいカッコつけたイメージで清田を演じています。ぶっきらぼうではありますが、もともと持ち合わせている優しさや刑事としての優秀さがうまく伝わってくれれば嬉しいです。菅田さんは共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられる事は幸せなことだと思います。そしてFukaseさんとはご一緒するのは初めてなのですが、作品のキーとなる両角のキャラクターに彼の持つ独特の存在感がぴったりとはまっているなと感じました。また、約15年振りに共演した獅童さん。真壁と清田のコンビネーションにもご注目頂ければなと思います。
初めての永井組。そして紅一点。ソワソワしながら現場に入りましたが、温かく迎えていただけて、とてもホッとしたことを覚えています。菅田くんとは久々の嬉しい再会でしたが、かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしい佇まいの座長で、私は助けてもらいっぱなしでした。そして初映画とは思えない存在感の、チャーミングなFukaseさん、大先輩の小栗さんや獅童さんに囲まれて、「目指せ良い奥さん」をモットーに夏美さんとして過ごした、大変豊かな時間でした。真綿で首を絞められ続けるようなザワザワをエンターテイメントに昇華した、最近の邦画では珍しい作品になりそうな気がしています。個人的には、体験した事ないほどの血糊に、すこし興奮しました。完成がとっても楽しみです。
ナチュラルかつ全体のバランスに溶け込むよう自分の立ち位置を考えながら演じました。また亡き義父が警察官だったこともあり、どこか意識をしたかもしれません。小栗さんとは、15年ぶりの共演なのですが、とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在です。 菅田さん、高畑さんもとても注目していた役者さんなので、この作品に出演させていただく決め手にもなりました。菅田さんは、撮影中に何度か小栗さんと自宅に遊びにきてくれて、趣味も似ているということもあり色々な話をしました。私の舞台も観に来てくれ、初めての歌舞伎にもかかわらず、笑ったり泣いたりと素晴らしい感受性で楽しんでくれ大変嬉しかったです。普段ミュージシャンのFukaseさんも役者としてどのように表現するか楽しみにしていました。個性豊かな役者たちの化学反応を、見逃さないでください!
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