アンソニー・ホプキンス主演、記憶が薄れゆく男の視点で描く「ファーザー」ショート予告
2021年2月12日 12:00

83歳を迎えた名優アンソニー・ホプキンスが主演し、第78回ゴールデングローブ賞で作品賞と主演男優賞(ともにドラマ部門)を含む4部門にノミネートされた「ファーザー」のショート予告編とビジュアルがお披露目。あわせて、公開日は5月14日に決定した。
本作は、世界30カ国以上で上演された傑作舞台を映画化したもの。認知症の主人公アンソニーの視点で、老いによる喪失と、親子の揺れる絆をスリリングに描き出す。ホプキンスが自身と同名、同年齢、同誕生日のアンソニー、「女王陛下のお気に入り」のオスカー女優オリビア・コールマンが、アンソニーを介護する娘アンを演じた。

アカデミー賞の前哨戦と言われるゴールデングローブ賞では、作品賞、主演男優賞(ホプキンス)、助演女優賞(コールマン)、脚本賞の4部門にノミネート。多数のメディアが“オスカー本命”としてホプキンスに太鼓判をおしており、過去5回のノミネートを誇るアカデミー賞での受賞が実現すれば、「羊たちの沈黙」以来30年ぶりとなる。コールマンもまた繊細な演技が評価され、アカデミー賞の助演女優賞獲得が有力視されている。
ショート予告編では、「私は誰なんだ?」と、記憶が薄れてゆく自分自身に困惑するアンソニー、そんな父を心配するアンを活写。現実と幻想の境界線が曖昧になり、過去の記憶も交じりあい、混乱していくアンソニーが映し出されている。ビジュアルは、父娘が笑顔で見つめ合う、あたたかな仕上がりとなった。
「ファーザー」は、舞台版を手掛けたフランス人劇作家フロリアン・ゼレールが長編映画初監督を務め、クリストファー・ハンプトン(「危険な関係(1988)」)とともに脚本を執筆。マーク・ゲイティス、イモージェン・プーツ、ルーファス・シーウェル、オリビア・ウィリアムズらが共演した。5月14日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開される。
(C)NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINE-@ ORANGE STUDIO 2020
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