坂口健太郎主演、SPドラマ版「シグナル」新ビジュアル完成!ストーリーは原作で人気のエピソード
2021年2月12日 12:00

俳優の坂口健太郎が主演するドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班 スペシャル」が、3月30日午後9時30分から放送されることが決まり、あわせて新ビジュアルが初公開された。また同作で描かれるストーリーが、原作の韓国ドラマ「シグナル」の中でも特に人気の高かったエピソードになることも明らかになった。
同作は、「愛の不時着」などで知られるスタジオドラゴンと、制作会社ASTORYが共同で手掛け、数々の賞を受賞した韓国の同名ドラマをリメイク。18年4月期に放送され、GYAO Awards 2018(「テレビ見逃し」部門)の「年間で最もユーザーに支持されたテレビ番組」として表彰されるなど、配信でも人気を集めた。謎の無線機が、現在を生きる刑事・三枝健人(坂口健太郎)と、過去に身を置く熱血刑事・大山剛志(北村一輝)をつなぎ、ともに未解決事件を解き明かしていくさまを描く。

物語は、連ドラ最終回の直後から始まり、それから2年後の2020年に舞台を移す。 “現在”を生きる刑事・三枝健人(坂口)と“過去”を生きる熱血刑事・大山剛志(北村)が、「20年前に自殺したはずの恋人を探してほしい」と最愛の人を追い求める男の事件を追う。
完成したポスタービジュアルは、無線機を持つ健人が真っすぐな眼差しを見る者に向ける姿が印象的。時空を超えて大山と繋がっているようなデザインに「過去を変えろ 未来を救え」という作品全体が内包するメッセージを加えている。

坂口は、スペシャルドラマに関して「韓国版『シグナル』の大ファンだったので、原作にはあるけど日本版では触れていなかった良いストーリーをまた出来るというのは楽しみ」と喜びをにじませる。撮影についても「今回は、坂口健太郎としてその後の時間を経て、経験を積んだ上での三枝健人になっている」と明かし、連ドラ終了から現在に至るまでの自らの成長ぶりに自信をのぞかせている。
なお、4月2日に封切られる「劇場版 シグナル 長期未解決事件捜査班」は、オリジナルストーリーが紡がれる。舞台は、21年の東京。高速道路でハイヤーが暴走し、政府高官が交通事故死を遂げる。三枝をはじめ、班長・桜井(吉瀬)率いる長期未解決事件捜査班は、この事故が仕組まれた事件である可能性を疑う。一方、09年の東京でも政務官が相次いで交通事故死しており、警察が事故として発表するなか、大山だけは事件性を疑っていた。そして時刻は23時23分、つながるはずのない無線機が再び鳴り出し、“現在”と“過去”のふたりが、バイオテロの脅威に立ち向かう。

しかし、大山は入院中の病院から忽然と姿を消し、さらに殺人の容疑で逃走中だった元警視庁管理官・中本慎之助(渡部篤郎)殺害の濡れ衣を着せられ、2020年の今も行方不明。中本殺しの犯人を捕まえることこそが、大山を救う唯一の方法だと考えた健人は、未解決捜査班・班長の桜井美咲(吉瀬美智子)とともに犯人逮捕を誓う。
そんなある日、カメラマンの武田寿士が未解決捜査班を訪れ、「20年前に自殺した婚約者・上杉胡桃が生きている」と相談する。数日前、2人の思い出の場所でカメラを構えると、レンズの向こうに歳を重ねた胡桃がいたという。撮影した写真を見ると、写っている女性は確かに胡桃によく似ていた。もし、本当に胡桃が生きているとしたら、20年前に貯水湖で発見された遺体は別の人間ということになる――。健人と美咲は、突然いなくなった最愛の人を今も忘れられずにいる武田の想いに動かされ、早速、未解決事件として捜査に乗り出すが、遺族はなぜか非協力的で、捜査は難航する。
するとある晩、時計が23時23分を示したその瞬間、再び無線機が動き出し、健人は2000年を生きる大山とつながる。健人から話を聞いた大山は、逃走中の身でありながら捜査への協力を申し出て、20年前の武田に接触。やがて、女優の卵だった胡桃が、派遣のアルバイトで訪れたパーティーで、建設会社社長の石川匡と出会っていたことが分かる……。
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