菅田将暉主演で密室スリラー「CUBE」リメイク! 杏×岡田将生×田代輝×斎藤工×吉田鋼太郎も共闘
2021年2月2日 07:00
謎の立方体に閉じ込められた男女6人の脱出劇を描き、低予算ながら世界的にヒットしたカナダ発のスリラー映画「CUBE」が、菅田将暉主演で日本リメイクされることが明らかになった。メインキャストは菅田のほか杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎の6人のみ。オリジナル版を手がけたビンチェンゾ・ナタリ監督がクリエイティブ協力で参加しており、撮影は昨年10~11月に都内で行われ、既にクランクアップしている。
清水康彦監督(「MANRIKI」)がメガホンをとる日本版「CUBE」は、メインキャストが6人のみということ以外にも、謎の立方体CUBEの1セット、全員がお揃いの囚人服のような衣装と、オリジナル版へのリスペクトが溢れたものになっているという。脚本は「おっさんずラブ」シリーズや映画「都会のトム&ソーヤ」の徳尾浩司、音楽は「キングダム」「今際の国のアリス」のやまだ豊が務めている。
ストーリーは、何の接点も繋がりもない6人の男女がある日突然、無機質な立方体の部屋で目を覚ますところから始まる。理由もわからないまま脱出を試みるが、熱感知式レーザー、ワイヤースライサー、火炎噴射など殺人的なトラップに次々と襲われる。仕掛けられた暗号を解読しなくても、そこから抜け出すことは絶対に出来ない。体力と精神力の限界、極度の緊張と恐怖と不安のなか、徐々にそれぞれの人間性があらわになっていく。
エンジニアの後藤裕一に扮した主演の菅田は、「撮影しながらも頭の中には疑問だらけでした。映画というよりは演劇的空間の中で、共に過ごした演者のみなさんとは奇妙な連帯感がいつしか芽生えていました。こんな映画です、とカテゴライズするのはとても難しいです。実験的なエンターテインメントを楽しんでもらえたら何よりです」とコメントを寄せている。
今回発表されたティザービジュアルには、赤く染まったCUBEの中にトラップのひとつである針、6人がお揃いで履いているブーツが刺さっている。CUBEが赤く染まるのは、誰かの殺意を感知したとき……という設定も見逃せない。ビジュアルには、各キャラクターに合った色が使用されており、それが何を意味するのか今後の続報にも注目が集まる。
松竹配給の「CUBE」は、10月22日に全国で公開。
自分は、何者なのか。
立ちはだかる理不尽を前に
何の為に生きるのか。
こんなにしんどいのに
何故生きるのか。
何が、怖いのか。
僕らは何と戦っているのか。
もっと楽な道はないのか。
そこで笑っている君は幸せなのか。
撮影しながらも頭の中には疑問だらけでした。
映画というよりは演劇的空間の中で、
共に過ごした演者のみなさんとは
奇妙な連帯感がいつしか芽生えていました。
こんな映画です、とカテゴライズするのは
とても難しいです。
実験的なエンターテインメントを
楽しんでもらえたら何よりです。
CUBEのスタジオセットを目にしたときに、感動したと共に、これは大変だ、とも思いました。
ひとつの空間の中で作り上げることはとても大きな挑戦になりました。
現場に参加していても、完成はどうなるのか実際には見られていません。
閉じ込められた数人の男女がどのように立ち向かっていくのか、それぞれのドラマを見ていただければと思います。
こんな素敵な方々と一緒に映画を作れて幸せでした。
CUBEの空間は異様で、あのセットも僕たち同様にキャストでした。色々な想像をさせてくれてお芝居の手助けをたくさんいただきました。クランクアップをした時は本当に脱出した感覚でしたし、この映画を見てくれる方も映画館から脱出する感覚で見てもらえる作品なのではと思います。
ヴィンチェンゾ・ナタリの『CUBE』と言う衝撃
そこから今日まで様々な展開がなされて来た『CUBE』と言う映画的ソース
コロナ禍の中、世界中が家と言う“CUBE”にステイホーム、
巣ごもりを余儀なくされた今こそ
そして清水康彦監督の手によって
この『CUBE』の正体、核心に迫れる作品になるのではないかと必然を感じています
しかも逃げ場の無い密室での長時間の緊張感漲る駆け引きは、これまでの俳優人生に於いても初めての経験であり、得難い体験をさせて貰いました。共演者の方々、監督始め全てのスタッフに感謝したいです。
さて、あの密室で、あの閉塞感の中で繰り広げられた僕達の演技がスクリーンの上にどのように映し出されるのか、本当に楽しみです。観客の皆さんと一緒にワクワクしながら上映を待ちたいと思います!
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