「ハリー・ポッター」が実写ドラマシリーズ化の可能性

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米ワーナーメディアの動画配信サービスHBO Maxが、世界的な大ヒットシリーズ「ハリー・ポッター」を題材にした実写ドラマの企画開発をスタートさせたと、米ハリウッド・レポーターが報じている。

現在はHBO Maxとワーナー・ブラザースの幹部が、複数の脚本家から実写ドラマ化案を聞いている初期段階なので、ストーリーはもちろん、制作総指揮や出演者も決定していない。しかし、映画版「ハリー・ポッター」シリーズ全8作の世界総興収は7億ドルを超えており、前日譚「ファンタスティック・ビースト」シリーズも手がけるワーナーにとって、「ハリー・ポッター」シリーズがキラーコンテンツであることは間違いない。

米ウォルト・ディズニーの動画配信サービスDisney＋が「スター・ウォーズ」シリーズ初の実写ドラマ「マンダロリアン」で新規会員を大量獲得しているように、ワーナーメディアとしては実写ドラマ版「ハリー・ポッター」で昨年立ち上げたHBO Maxを盛りあげたいところだろう。

なお、HBO Max向けのオリジナルコンテンツとして、すでに「ザ・バットマン」や「ザ・スーサイド・スクワッド」といったDC映画のスピンオフドラマや、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の複数のスピンオフドラマ、日本でも大ブームとなったテレビシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」の続編「And Just Like That…（原題）」が制作中だ。