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ゾーイ・カザン、“大ファン”だったロネ・シェルフィグ監督への信頼を語る

2020年11月27日 12:00

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ゾーイ・カザン
ゾーイ・カザン
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17歳の肖像」「ワン・デイ 23年のラブストーリー」などで知られるロネ・シェルフィグが監督・脚本・製作総指揮を務めた最新作「ニューヨーク 親切なロシア料理店」が、12月11日から公開される。「ルビー・スパークス」で注目され、本作の主演を務めたゾーイ・カザンが、シェルフィグ監督の印象や、本作について語った。

舞台となるのは、ニューヨークのマンハッタンで、創立100年を超える伝統を誇るロシア料理店ウィンター・パレス。ある事情を抱え、無一文で2人の子どもを連れて逃げてきたクララ(カザン)が、ウィンター・パレスで見知らぬ人々と出会い、新たに人生をスタートする姿を描く。

ルビー・スパークス」では主演だけではなく脚本と製作総指揮も手掛け、才能あふれる女優として注目されたカザンは、巨匠エリア・カザンの孫娘として知られる。戯曲作家としての顔も持ち、近年はテレビシーリーズでも活躍の幅を広げている。

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シェルフィグ監督作品の大ファンだったというカザンは「約10年前、『17歳の肖像』の公開の前後で一度夕食をともにしたことがありました。キャリー・マリガンは仲の良い友人なので、紹介してくれたのです」と交流のきっかけを明かし、「なので、脚本が届き読むように言われたときは、すでにロネと一緒に仕事がしたいと思っていたのですが、今までの映画で自分が演じた役柄と随分違っていました。今までよりも奥深く人を演じなければならなかったので、恋愛コメディのように見えなくて安心しましたし、自分自身とは異なる何かを垣間見た気持ちになりました」と振り返る。

シェルフィグ監督のような“作家監督”と一緒に仕事をすることについては「自分のキャリアの中でも何度も経験しましたが、その度に心から楽しめました」とワクワクしたそうで、「というのも、脚本に書かれていることを完全に信用して良いからです。また、脚本に書かれていることには理由があり、アドリブはあまり求めていないということでもあります。私はアドリブも受け入れ演技しますが、脚本には作家のエッセンスが詰まっているので、書かれている内容にこだわるタイプです」と説明する。

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さらに、「ロネは、言語の壁も感じず、俳優の要求を最大限に考えてくれる温かい人です。彼女の知性だけでなく、脚本も素晴らしいのは明らかですが、テイストも好みでした。私とロネは、2人とも激しい感情の起伏を好まないという点で意見が一致し、とてもうまくいきました」と信頼を寄せる。

自身が演じたクララについては「暴力的な夫から逃げようとしている女性」と役どころに触れ、「登場人物それぞれに、それぞれの物語があります」としつつ、「でも、彼女は生きるか死ぬかの状況にいて、私にとっては、子どもが暴力に巻き込まれている女性の立場を演じることができたのは、とても意味のあるものでした。少なくともアメリカで、そして世界でも日常的に起こっていることで、口に出さないが故に目に見えない問題だからです」と話していた。

ニューヨーク 親切なロシア料理店」は、12月11日から東京・シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。

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