見知らぬ人々の“優しさ”に癒される 「ニューヨーク 親切なロシア料理店」新ビジュアル公開
2020年11月20日 12:00

「17歳の肖像」「ワン・デイ 23年のラブストーリー」などで知られるロネ・シェルフィグが監督・脚本・製作総指揮を務めた最新作「ニューヨーク 親切なロシア料理店」の新たなビジュアルが披露された。「ルビー・スパークス」などで知られるゾーイ・カザンをはじめ、主要キャストたちの姿を切り取っている。
舞台となるのは、ニューヨークのマンハッタンで、創立100年を超える伝統を誇るロシア料理店ウィンター・パレス。ある事情を抱え、無一文で2人の子どもを連れて逃げてきたクララ(ゾーイ・カザン)が、ウィンター・パレスで見知らぬ人々と出会い、新たに人生をスタートする姿を描く。
本作を鑑賞した著名人からのコメントも公開され、作家の山内マリコ氏は「○○ファーストという自己中の極みみたいな考え方が支持される世の中で、他者への親切を真っ当に描いた本作には泣かされっぱなしだった」と、感動したことを明かしている。
そのほか、作家・活動家の雨宮処凛氏は「これほど沁みる映画を久々に観た。登場するあらゆる人が愛おしく、それぞれの優しさがまた『粋』である」、女優の豊田エリーは「ニューヨークの厳しい寒さの中で、人の優しさが希望の灯のように感じられた。 差し伸べる手のあたたかいこと。今の時代に沁み渡る」と、それぞれ感想を寄せている。

「ニューヨーク 親切なロシア料理店」は、12月11日から東京・シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。
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