ブラッド・ピット、バイデン大統領候補の選挙CMのナレーションを担当
2020年10月28日 10:00
11月3日(現地時間)の大統領選挙に向けて両陣営のキャンペーンが過熱するなかで、ジョー・バイデン氏の選挙CMのナレーションを、ブラッド・ピットが務めていることが明らかになった。
ピットがナレーションを務めているのは10月25日(現地時間)、メジャーリーグのワールドシリーズ中継で放送されたMake Life Betterと題された選挙CMだ。選挙活動におけるバイデン氏の支持者とのやりとりをまとめた映像に、ピットのナレーションが重なる構成となっている。
ピットはハリウッドのトップ俳優として活躍する一方で、自身の製作会社プランBを通じて「それでも夜は明ける」「グローリー 明日への行進」「ムーンライト」「マネー・ショート 華麗なる逆転」「バイス」といった作品をプロデュースする社会派として知られている。
同CMで彼が読み上げたナレーションは以下の通り。「アメリカは、みんなのための場所だ。この国を選び、この国のために戦った人たちのための。共和党支持者や、民主党支持者、そのあいだにいるほとんどの人たちにとっても。みんなは同じものを求めている。私たちの希望や夢、痛みを理解する人。しっかり耳を傾ける人。みんなを団結させてくれる人。毎朝目を覚ますと、あなたのような家族の生活をより良くするために働く人。あなたの目をしっかり見つめ、敬意を持って対応し、真実を語る人だ。自分に投票してくれた人たちだけでなく、投票しなかった人たちのためにも同様に働く人。すべてのアメリカ人のための大統領だ」。