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カジュアルズ黎明期を描いた破れかぶれの青春物語「アウェイデイズ」10月16日公開

2020年7月27日 18:00

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ポストパンク、ニューウェイブの名曲群が物語を彩る!
ポストパンク、ニューウェイブの名曲群が物語を彩る!
(C)Copyright RED UNION FILMS 2008

[映画.com ニュース] 1979年のマージ-サイドを舞台に破滅的な若者たちを描いた映画「AWAYDAYS(原題)」が、「アウェイデイズ」の邦題で、10月16日から日本初公開されることが決定した。

2009年にイギリスで公開された本作は、ケビン・サンプソンが98年に上梓した同名小説を基に、ポストパンク時代の研ぎ澄まされていたエナジーを記録した物語。79年、イングランド北西部マージーサイド州バーケンヘッド。カーティとエルヴィスは、「エコー&ザ・バニーメン」のギグで運命的な出会いを果たし、誰にも邪魔することの出来ない友情が築いた。しかし、それは互いにひきつけ合いながらもどこか不安定で、いつ壊れてもおかしくないコントロール不能なものだった。

「ジョイ・ディヴィジョン」「ザ・キュアー」「マガジン」「エコー&ザ・バニーメン」「ウルトラヴォックス」の音楽をバックに、若者たちが自らの拠りどころを探し、絶対的な者へ憧憬を抱き、形成された“族”のなかで避ける事の出来ない運命にもがき苦しむ様をリアルに映像化。イギリスでは公開当時「さらば青春の光」「トレインスポッティング」「コントロール」「スタンド・バイ・ミー」の要素が詰め込まれ、小説「ライ麦畑でつかまえて」の“ジャックナイフ版”であると紹介された。

本作では、英国フットボール発祥の文化“Football Casual”(カジュアルズ)の黎明期も活写。一般的にイングランドでは、毎週末サッカースタジアムに通う労働者階級のファッションを“Football Casual”と呼んでいる。フーリガンの別称として“カジュアルズ=Casuals”という言葉を使う向きがあるが、“Football Casual”という言葉自体は、80年代に入ってから雑誌がカテゴライズして広まった言葉だ。

70年代の終わり、何千というリバプールのサポーターたちがチームに帯同してヨーロッパをまわり、アディダスのスニーカーを履き、ロンドンのチームとの試合へ向かう。それを見たロンドンの人々たちが、衝撃を受けて真似ていったという大きな流れがある。リバプールでは、自分たちを“Scallys”と呼び、カジュアルズはロンドンでの呼称として広まった。まずフットボールありきで、スタジアムに入り易くするためにスポーツブランドに身を隠す様になったと言われている。

アウェイデイズ」は、10月16日から東京・新宿シネマカリテほかで公開。

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