「ランボー」完結編の日本語吹替版、武田真治&ケンドーコバヤシ&花澤香菜が参戦
2020年5月28日 10:00
[映画.com ニュース] シルベスター・スタローンの代表作であるシリーズ完結編「ランボー ラスト・ブラッド」の日本語吹き替え版が、6月26日に字幕版と同時公開されることが決定。ささきいさおがシリーズ過去作と同様、主人公ジョン・ランボーの声を務めているほか、武田真治、ケンドーコバヤシ、花澤香菜が参加していることがわかった。
第1作「ランボー」(1982)から長きにわたり紡がれてきた、世界的人気シリーズの最終章。いまだベトナム戦争の悪夢に苛まれる元グリーンベレーのランボー(スタローン)は、孤独な戦いを経て故郷アリゾナへと戻り、古くからの友人マリアとその孫娘ガブリエラとともに、“家族”として平穏な生活を送っていた。ある日、メキシコに実の父親がいると知ったガブリエラは、祖母の静止を振り切り単身メキシコへ。しかし、無情にも人身売買カルテルに拉致されてしまう。ランボーは愛する“娘”を救出するため、想像を絶する戦闘準備を開始する。
ランボー役のささきは、「スタローンを初めて吹き替えたのは『勝利への脱出』だった。鍛え上げた肉体を持つ若きヒーローだが、独特の低音も魅力だった」と述懐。そして、「『ランボー』も初めはナイーブな青年だった。作品を重ねるごとに派手なアクションが売りになり、この『ラスト・ブラッド』でも悪は徹底的にやっつける。こちらは声の演技だけだが、スタローンは70歳を過ぎても、たくましい体と激しいアクションを見せてくれる。見事と言うしかない」と賛辞をおくった。
ランボーと死闘を繰り広げる、極悪な人身売買カルテルのボス・マルティネス兄弟を演じるのは、ともにシリーズのファンだと語る武田(兄ウーゴ役)とケンドーコバヤシ(弟ビクトル役)。NHKの番組「みんなで筋肉体操」での肉体美も話題となり、本作で洋画吹き替えに初挑戦した武田は「73歳のスタローンの筋肉は本当に凄くて、年齢と筋肉量という観点では世界最高峰だと思います。この映画を観た後は絶対に筋トレをしたくなると思います!」とアピールした。「プロメア」「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」など話題作で声優を務めてきたケンドーコバヤシは「普段からランボーには憧れていて、『ケガをしたらウイスキーぶっ掛けて自分で縫って治したい』と思っているので嬉しかったです」と喜びを語った。
「どうにかなる日々」が控える花澤は、天涯孤独だったランボーが育ての親として守ってきた“娘”ガブリエラを演じる。「息をのむような激しい戦いが待っていますが、ランボーと彼女の微笑ましい関係性も今作の魅力の一つだと思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!」と見どころを明かした。
「ランボー ラスト・ブラッド」は、6月26日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。同日公開となる日本語吹き替え版の上映館は、決定次第、公式サイト(gaga.ne.jp/rambo/)に掲載される。
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