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新型コロナ感染拡大で「ダークナイト・ライジング」悪役のマスクが大人気に

2020年5月21日 11:00

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「ダークナイト・ライジング」(2012)に登場する悪役ベイン
「ダークナイト・ライジング」(2012)に登場する悪役ベイン
(C)2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC

[映画.com ニュース] DCコミックス「バットマン」やクリストファー・ノーラン監督の映画「ダークナイト・ライジング」(2012)に登場する悪役ベインのマスクが、アメリカで爆発的な売り上げを記録しているという。

バットマンの宿敵ベインは薬を摂取するためのマスクを装着したキャラクターで、映画「ダークナイト・ライジング」ではトム・ハーディが演じた。米ハリウッド・レポーターによれば、このマスクが新型コロナウイルスの感染拡大により、ロサンゼルスなど州政府から外出時にマスク着用を求められている地域で人気を集めているとのこと。医療当局から感染防止のお墨付きを得たものではないが、プラスチック製の大人向けベインマスクは、コスチューム商品やハロウィン関連商品を扱う複数のウェブサイトでソールドアウトになっている。

Costume.comの広報によれば、ベインのマスクは4月から急激に売り上げが伸びたそうで、この時期には珍しい現象だという。売れているのはもっぱら大人向けで、子ども用はまだ在庫に余裕があるようだ。また、ライセンス許諾を得たベインマスクは中国製のため、品薄になっているという事情も明らかにしている。なお米軍は、ベインのほかダース・ベイダーやハンニバル・レクター、「13日の金曜日」のジェイソンのマスクも感染対策には適さないと兵士の着用写真付きで警鐘を鳴らしている。

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