ポール・シュレイダーがロックダウン中に再見した映画
2020年5月6日 10:00

[映画.com ニュース]マーティン・スコセッシ監督の「タクシードライバー」や「レイジング・ブル」の脚本を手掛け、「アメリカン・ジゴロ」「魂のゆくえ」など自らメガホンもとるポール・シュレイダーが、コロナウイルス禍のロックダウン中に娘と共に再見した映画を挙げている。
仏Premiereの記事によると、シュレイダー自身に影響を与えたクラシック作品を、毎晩娘に紹介しており、小津安二郎監督の「東京物語」(53)、ジャン=リュック・ゴダールの「男性・女性」(66)、ニコラス・ローグ監督の「パフォーマンス/青春の罠」(70)、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「赤い砂漠」(64)、インド初のシネマスコープ映画で、興行的に失敗したもののグル・ダット監督の傑作として知られる「紙の花」(59)などを見せているそう。
また、女優という職業の謎に深く迫るイングマール・ベルイマン監督の「ペルソナ」(66)の価値を再発見し、自分の作品に多大な影響を与えたと公言しているロベール・ブレッソン監督の「スリ(1960)」よりも高く評価しているそうだ。
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