永瀬廉主演「弱虫ペダル」に坂東龍汰、竜星涼、井上瑞稀！「チーム総北」に

原作の渡辺航氏による人気スポーツ青春漫画「弱虫ペダル」は、2008年から「週刊少年チャンピオン」（秋田書店刊）で連載を開始し既刊66巻、累計発行部数は2500万部を突破。アニメ、劇場版アニメ、舞台、小説、ドラマなど、様々なコンテンツでメディアミックスされている人気作品だ。映画版では永瀬が総北高校自転車競技部に入部し、選手としての思わぬ才能を発揮していく主人公・小野田坂道を演じる。伊藤健太郎が坂道の良きライバル・今泉俊輔役、橋本環奈が自転車競技部のマネージャー・寒咲幹役で共演した。

「＃ハンド全力」「峠　最後のサムライ」が待機する坂東は、坂道を自転車競技部に誘う同級生で、関西出身の“浪速のスピードマン”こと鳴子章吉に扮し、「実際に自転車にほぼ自分たちで乗っての撮影だったので今までしてきたお芝居とはまた違う大変さがあり、毎日考えることがたくさんでした。でも今回の撮影を通して本当にロードバイクが大好きになりました、撮影が終わった今も乗りたくてたまりません」と述懐。「ぐらんぶる」が控え、サングラス姿が高校生とは思えない異彩を放つ部長・金城真護役の竜星は、「まだ寒い中、チーム総北は薄着で必死に走りました。いつのまにか私も初ロードレーサーから本物の選手へと変わり、絶対に諦めない男へと変ぼうしていました」と振り返った。

柳は玉虫色の長髪と独特のダンシング（立ち漕ぎ）が特徴の巻島裕介役、菅原は筋力を生かした「肉弾列車」と呼ばれる走りを得意とする田所迅役を務める。さらに、永瀬と映画初共演となる井上は、補欠ながら坂道やチームを支える1年生・杉元照文を演じ、「実際にロードレーサーに乗っての撮影はかなり難しく、苦労することもありましたが、それ以上にキャストの皆さんとのコミュニケーションを取る時間が本当の部活みたいで楽しかったです！」と喜びを語る。若手俳優陣が勢ぞろいし、「チーム総北」の面々を体現した。

寒咲幹の父親・幸司という映画オリジナルキャラクターを演じるのは皆川。「えー、皆川猿時、49歳です。私、青春映画が大好物でございまして、はい。そんなわけで、おじさんも若者たちの邪魔にならない程度にキラキラしてみました。ギラギラもしくはギトギトしてたらごめんなさいね」とコミカルに意気込みを明かす。撮影中には橋本と親子ショットも撮影し、「目の大きさがちょっと似てる！」とスタッフが盛り上がっていたという。