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「第1回大島渚賞」の小田香監督を坂本龍一称賛「大島監督の思想に通底している」

2020年3月19日 19:30

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小田香監督(中央)は感無量の面持ち
小田香監督(中央)は感無量の面持ち

[映画.com ニュース] 故大島渚監督の名を冠した「第1回大島渚賞」の授賞式が3月19日、都内で行われ、6月に公開予定の「セノーテ」などのドキュメンタリーを手掛ける小田香監督が受賞した。

世界に羽ばたく新たな才能の発掘を目的に、大島監督が1979年から10年間審査員を務めたぴあフィルムフェスティバルが創設。「戦場のメリークリスマス」に出演した坂本龍一が審査委員長、大島監督が審査員の時に見いだされた黒沢清監督、同映画祭ディレクターの荒木啓子氏が審査員を務めた。

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小田監督は、ハンガリーの巨匠タル・ベーラ監督の若手映画作家育成プログラム「film.factory」に1期生として参加。ボスニアの炭鉱に迫った初の長編「鉱 ARAGANE」が16年に劇場公開。「セノーテ」では、マヤ文明時代から現世と黄泉を結ぶと信じられてきた洞窟湖をテーマに、ダイビングのライセンスを取って水中撮影に挑んだ。

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坂本からトロフィーを渡された小田監督は、万感の表情。大島監督の座右の銘で墓石にも刻まれている歌人・明石海人の「深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければ何処(どこ)にも光はない」を引き合いに出し、「命、人生をかけて、今を生きている自分が何を表現したいのかを問いかけ、映画の道を歩んでいく所存です」と決意をにじませた。

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師匠のベーラ監督も祝福のメッセージを寄せ、「あなたがこれまで作ってきた映画に、あなたの誠実さと強さに心から感謝したいと思います。そして、我が道を行きなさい」とエール。坂本は、「『鉱 ARAGANE』は素晴らしいし、『セノーテ』はその何倍も素晴らしい。常に国家権力などにあらがってきた大島監督の思想に通底するものがあって感動した。小田さんしかいないと思って自ら推薦した」と称賛した。

大島監督夫人で女優の小山明子も出席し、「大島も、さぞや満足し喜んでいるでしょう」と笑顔。大島監督が愛用していたものと同じ型の懐中時計を贈った。

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