狂っているのは彼女か、世間か――ナタリー・ポートマン「ポップスター」予告編&場面写真
2020年3月6日 08:00

[映画.com ニュース] オスカー女優ナタリー・ポートマンが主演、製作総指揮を務めた渾身作「ポップスター」の予告編と場面写真がお披露目された。映像は、華やかなステージの裏に隠された、ドラッグ、アルコール、スキャンダルにまみれたポップスターの“実態”と凄惨な過去を生々しく活写。「狂っているのは彼女か? 世間か?」というテロップが鋭く挿入されている。
ポートマンが出演し2017年9月から放送された、クリスチャン・ディオールの香水ブランド「ミス・ディオール」CMに起用された「Chandelier」で知られる世界的アーティスト・Siaが音楽を手掛ける本作。「ブラック・スワン」で第83回アカデミー賞の主演女優賞に輝いたポートマンが、波乱の人生を送るポップスター・セレステ役で、Siaによる楽曲を歌い上げる。さらに、ジュード・ロウ(「キャプテン・マーベル」)がセレステをスターの座へと導く敏腕マネージャー、ステイシー・マーティン(「グッバイ・ゴダール!」)がセレステの姉エレノアを演じ、ラフィー・キャシディ(「トゥモローランド」)がセレステの幼少期と、セレステの娘アルビーを1人2役で体現。ウィレム・デフォー(「永遠の門 ゴッホの見た未来」)が劇中ナレーションを務めている。
予告編では、度重なるスキャンダルで活動を休止していたが、再起をかけたカムバックツアーに挑むセレステが「ステージでしか生まれ変われないの」と呟くさまを映し出す。17年前、クラスメイトが起こした銃乱射事件に巻きこまれたセレステは、皮肉にもエレノアと作った追悼曲が大ヒット。悲劇をチャンスに変え、スターになったという過去があった。ストレスで追いつめられ、不安定になるセレステに、ファンによる銃乱射の模倣事件という新たな悲劇が忍び寄る。どんなに消費され、傷つけられてもステージに上がり、圧巻のパフォーマンスを見せるきらびやかな姿で、映像は締めくくられている。
場面写真からは、アルビーの手を取り神妙な表情で遠くを見つめたり、エレノアに泣きついたりと、セレステの素顔が垣間見える。さらに、14歳の頃に経験した銃乱射発生直前の様子も切り取られ、様々な感情が渦巻き、光と闇をたたえたセレステの内面が暗示されている。
ブラディ・コーベット監督(「シークレット・オブ・モンスター」)がメガホンをとった「ポップスター」は、4月3日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で順次公開。
(C)2018 BOLD FILMS PRODUCTIONS, LLC
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