オスカー獲得したレニー・ゼルウィガーの熱演に涙…「ジュディ」本編映像独占入手

2020年3月2日 10:00

レニー・ゼルウィガーが「オズの魔法使」ジュディ・ガーランド役
レニー・ゼルウィガーが「オズの魔法使」ジュディ・ガーランド役

[映画.com ニュース] 女優のレニー・ゼルウィガーが、第92回アカデミー賞の主演女優賞に輝いた映画「ジュディ 虹の彼方に」の本編映像を、映画.comが独占入手した。ゼルウィガーは「オズの魔法使」で知られるハリウッド黄金期を支えたスター、ジュディ・ガーランドを熱演。映像では、起死回生をかけたロンドン公演を前に、愛する子どもたちに別れを告げる切ないシーンが切り取られている。

圧倒的なステージパフォーマンスとカリスマ性で人気を集める一方で、波乱に満ちた人生を送り、1969年に47歳という若さでこの世を去ったジュディ。ルパート・グールド監督がメガホンをとる本作では、急逝する半年前の冬に行われた英ロンドン公演の日々にスポットを当てる。リハーサルの1年前からハードなトレーニングに取り組んだゼルウィガーは、ジュディの歌声、なまり、パフォーマンスを完全にマスター。徹底的な役づくりで生まれた圧巻の表現力が絶賛され、第92回アカデミー賞、第77回ゴールデングローブ賞など、本年度の賞レースを席巻した。

本編映像は、子どもたちとの今後の生活を考えロンドン行きを決意したジュディが、母と離ればなれになると知り拗ねてしまった息子ジョーイを必死に諭す姿を活写。不在の間、元夫シド・ルフトが子どもたちを預かることに不安を隠せない様子で、「ここに馴染まないで。すぐに帰って来るわ。本当よ」と念を押す。

落ち込んでしまったジョーイと娘ローナに、ジュディはいたずらっ子のような笑みを浮かべながら「もしかしたら、ママはこの家のどこかに隠れてるかも」と声をかけ、クローゼットの中へ。子どもたちを励まそうと声を弾ませる一方で、旅立ちを想像し、暗闇の中で悲しげな表情を浮かべるさまに胸が締めつけられる。最後はクローゼットの中でふたりをきつく抱きしめるジュディが映し出され、家族愛と別れの辛さがにじみ、見る者の涙を誘うシーンとなった。

伝説のミュージカル女優ジュディは、「イースター・パレード」「若草の頃」などに出演し、後年は歌手として活躍。しかし、「オズの魔法使」出演の頃から厳しい撮影スケジュールをこなしながら体型を維持するため、MGM社の首脳陣から薬物を投与されていた。華々しいキャリアの影で、ジュディは晩年まで依存症や不眠症に苦しみ、精神的に不安定な状態に陥ることもあったという。

ジュディの悲劇的なイメージを受け、製作総指揮に名を連ねたキャメロン・マクラッケンは当初、このプロジェクトに乗り気ではなかった。しかし、途中で考えを改めたことを明かし、「本作の脚本は、ジュディの人生の悲劇を避けることなく、彼女の天才的才能と不屈の精神を称賛するという両立を成功させているんだ。彼女を悲劇の主人公としてではなく、インスピレーションの源として描いている。映画の結末も、とても幸せな気分にしてくれるんだよ」とコメントを寄せた。

ジュディ 虹の彼方に」は、3月6日から全国公開。

(映画.com速報)

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