シークレット・オブ・モンスター

劇場公開日:

シークレット・オブ・モンスター

解説

哲学者としても著名なジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」をベースにした心理ミステリー。ベルサイユ条約締結直前のフランスを舞台に、アメリカからやって来た政府高官の幼い息子が、「独裁者」というモンスターへと変貌を遂げる謎に迫るさまを描く。1918年、ベルサイユ条約締結のため、米政府高官が妻と息子とともにフランスに送り込まれた。まるで少女のように美しい息子だったが、終始不満を抱え、教会へ投石するなど、不可解な行動や言動繰り返し、両親は頭を悩ませていた。周囲が心配する中、少年の性格は恐ろしいほどゆがんでいき、やがて彼の中の怪物がうめき声を上げる。少年の母親役に「アーティスト」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたベレニス・ベジョ。少年役に本作が映画デビューとなったトム・スウィート。監督は「メランコリア」などで俳優としても活躍するブラディ・コーベット。

2015年製作/116分/G/イギリス・ハンガリー・フランス合作
原題:The Childhood of a Leader
配給:REGENTS
劇場公開日:2016年11月25日

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映画レビュー

1.0“一指導者の幼年時代”

2022年3月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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カメレオン

3.0子供部屋の前とか寝室の遠景とか、時おりまるで油絵を見ているかのよう...

2021年6月2日
Androidアプリから投稿

子供部屋の前とか寝室の遠景とか、時おりまるで油絵を見ているかのようなライティングのシーンが表れて心に残った。抑えたトーンとゴシック装飾に映える白い壁、メイドの白いエプロンの陰影、家庭教師の柔らかな白さのブラウス(なぜあんなにスケスケにする必要があったのか??)、、。
撮影のロル・クローリーの作品一覧を見てみると他にも良さそうな映画がいくつかあるのでチェックしたい。

内容的にはそこまで面白いとは思えないようなものなのだが妙な中毒性がある。
結局時間をおいて二回見た。そしてやはり二回とも激しい睡魔に襲われた。

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時村博士

1.0映画に哲学とか持ち出すとロクなものにならない

2018年12月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

これだけわかりにくい映画を作らなくてもよいだろう。映画に哲学とか持ち出すとロクなものにならない。この感じ「ツリーオブライフ」「ファウスト」とか思い出した。(どちらも最低におもんない映画でしょ)
途中から暗い屋敷で子供がウロウロするただの映像にしか見えなかった。
で、これを賞賛するアホ評論家とクソ知識人がいるからまたタチが悪い。て、これは言い過ぎか。途中からちゃんとに見れてないわけだし、一意見てことで。

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okaoka0820

2.5私には難しかった

2018年3月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい

観ていて、終わった時に「これで終わり?」と思いました。よく理解出来なくて。
ネタバレのレビューを読ませてもらったら、よくわかりました。納得。
私のように謎で終わっている方は、ほかの方のレビューを読めばわかるとおもいます。

ただの子どもの癇癪ではなかった。

それと音楽が特徴的だったかな。

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Mi-ku
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