「ドクター・ストレンジ2」監督に続き脚本家も交代
2020年2月18日 16:30

[映画.com ニュース] 監督交代劇のさなかにあるベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベル映画「ドクター・ストレンジ」の続編「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)」から、新たに脚本家が降板した。マイケル・ウォルドロン(「ロキ(原題)」)が新たな脚本家として起用されたことがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
当初は前作に続き、スコット・デリクソンが共同脚本と監督を務める予定だったものの、クリエイティブ面での相違から監督降板を表明。代わって「スパイダーマン」3部作でメガホンをとったサム・ライミ監督が、満を持してマーベル・ユニバースに復帰を果たすべく、現在交渉に入っている。
本作は当初、デリクソンと女優としても活躍する新人脚本家ジェイド・バートレットが共同で脚本の執筆にあたっており、「マーベル映画史上初のホラー」という触れ込みだった。しかし、「エミリー・ローズ」や「フッテージ」など、ホラージャンルを得意とするデリクソン監督が目指す方向性に、マーベル側が難色を示したのが衝突の原因とも噂されている。降板に至った詳細、ウォルドロンの起用に関して、マーベル・スタジオから正式なコメントは得られていない。
ウォルドロンは、批評家から絶賛を浴びた米カートゥーン・ネットワークの大人向けSFコメディアニメシリーズ「リック・アンド・モーティ」で頭角を現し、マーベル・スタジオが親会社ウォルト・ディズニーのストリーミングサービスDisney+向けに制作する、トム・ヒドルストン主演の新ドラマ「ロキ(原題)」で脚本とショーランナーを兼ねる。さらに、米Starzのファミリードラマ「Heels(原題)」、スティーブン・ソダーバーグ監督が制作総指揮に名を連ねる米USAネットワークの実録犯罪ドラマ「Florida Man(原題)」という2つの注目新ドラマでクリエイターを務めることが決定している。
「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)」は2021年5月7日の全米公開に向け、今年5月にクランクイン予定。

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