綾野剛×北川景子、刑事役でバディに! 中山七里「ドクター・デスの遺産」映画化

2020年1月27日 06:00

安楽死を手口とする連続殺人犯と刑事コンビの攻防戦が描かれる
安楽死を手口とする連続殺人犯と刑事コンビの攻防戦が描かれる

[映画.com ニュース] 綾野剛北川景子が、ミステリー作家・中山七里氏の小説を実写映画化する「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」で共演し、刑事役でバディを組むことがわかった。深川栄洋監督がメガホンをとり、安楽死を手口とする連続殺人犯と刑事コンビの攻防戦をスリリングに描き出す。

原作は、「第8回 このミステリーがすごい!」で大賞に輝いた「さよならドビュッシー」でデビューを果たし、“どんでん返しの帝王”の異名を持つ中山氏のクライムサスペンス。「楽園」「閉鎖病棟 それぞれの朝」など幅広い役に挑む綾野が警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人を演じ、「スマホを落としただけなのに」に出演し、「ファーストラヴ」が控えるなど話題作が相次ぐ北川が、犬養とバディを組む冷静沈着な刑事・高千穂明日香役を務める。ふたりは「パンク侍、斬られて候」に次ぐ2度目の共演となった。

物語の始まりは、終末期の患者ばかりが狙われる連続不審死事件。捜査に乗り出した犬養と高千穂は、依頼を受けて患者を安楽死させる“ドクター・デス”と呼ばれる医者の存在にたどり着く。ある日、重度の腎臓病に苦しむ犬養の一人娘・沙耶香が、ドクター・デスに安楽死の依頼をしてしまう。

「禁断の題材にとうとう触れてしまった」という綾野は、「この作品の強度に耐えうる表現ができているのか? と、自問自答の日々でした」と語る。「しかし、そこで大きな支えとなり現場を包みこんでくれたのが初バディである北川景子さん。2度目の共演ですが、本当に頼もしく、常にブレない芯の強さと清らかさがあります。深川監督、各部署スタッフ、キャストとともに、新境地に立つことができました」と感謝を伝えた。

原作は中山七里氏のクライムサスペンス小説
原作は中山七里氏のクライムサスペンス小説

北川は、「事件を追えば追うほど、犬養、高千穂それぞれが『命の尊厳とは何か、安楽死は善か悪か』と悩み翻弄されていくので、その感情を細かく丁寧に演じられるよう取り組みました」と述懐。綾野の印象を「常に役と向き合っておられる熱い方」といい、「犬養が一つのことに集中した時に醸し出す殺気や、こうと決めたら一直線に突き進んでいく勢いは綾野さんなのか犬養さんなのか、分からないほどでした。私は部下でありながら、そんな綾野さん演じられる犬養を冷静に、時々呆れながら、時々乱暴に扱いながら見守る役です。手のひらで転がしていると言っても過言ではありません」と明かす。そして、「私たち凸凹コンビをどうぞ楽しみにしていてください」と期待をあおった。

神様のカルテ」「そらのレストラン」で知られる深川監督は、「誰もが人生のどこかで必ず向き合わなくてはならないテーマを綾野さん北川さんとともに悩み尽くした作品となりました」と振り返る。ふたりを「いいコンビ」と評し、「子役オーディションに参加して子役の為に熱演していた綾野さんと、アクションで綾野さんに本気の蹴りを見舞う北川さんの熱を感じに劇場に来てください」とアピールした。

ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」は、11月に全国公開。

(映画.com速報)

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