「フォードvsフェラーリ」の注目子役ノア・ジュプが語る“演技の魅力”「僕がやりたいのはこの仕事」
2020年1月9日 15:00

[映画.com ニュース] 「ワンダー 君は太陽」「クワイエット・プレイス」などに出演するなど、現在14歳にして輝かしいキャリアを持つノア・ジュプ。マット・デイモンとクリスチャン・ベールが豪華共演を果たした「フォードvsフェラーリ」では、ベール演じるレーサー、ケンの息子ピーターを演じている。「人を驚かせ続ける俳優になりたい」と将来を見据えるジュプに、本作の撮影を振り返ってもらった。
本作は、「ナイト&デイ」「LOGAN ローガン」のジェームズ・マンゴールド監督が、ル・マン24時間耐久レースをめぐる奇跡の実話を映画化。カーエンジニアのキャロル・シェルビー(デイモン)は、フォード・モーター社からル・マンでの勝利という困難なミッションを与えられる。常勝チームのフェラーリに勝つべく、イギリス人レーサーのマイルズ(ベール)とタッグを組み、意地とプライドをかけた闘いへと身を投じていく。
「サバービコン 仮面を被った街」以来となったデイモンとの共演について、ジュプは「彼は本当に最高の人だ。誰よりも落ち着いていて、ものすごくユーモアのセンスがある。彼に会うのは2年ぶりで、とても嬉しかった」と喜びを語る。

親子を演じたベールとは初共演となり、「会う前はすごく緊張したよ。でも、彼はとても普通の人だったんだ。真面目に仕事をしている人。それも、ものすごく立派にね。彼は地に足が付いていて、落ち着いていて、一緒にいて楽しい。大スターだという雰囲気を感じさせない」と人柄を伝える。ベールも自身と同じく子役出身のため、「彼は自分の子ども時代のことや、大人の俳優へと移行していった頃のことを僕に話してくれた」と感謝する。
「クワイエット・プレイス PART II」や、シャイア・ラブーフの半自伝的小説を映画化した「ハニー・ボーイ(原題)」の公開が控えるなど、今後も活躍が期待されるジュプは「人を驚かせ続ける俳優になりたい」と目標を明かし、演じる楽しさを伝える。「違うジャンル、違うキャラクターを演じていきたいんだ。一つの型にはめられるんじゃなくてね。今回も『ハニー・ボーイ』の後すぐ『フォードvsフェラーリ』の撮影をしたことがすごく楽しかったんだ」。
演技にやりがいを感じたのは、「クワイエット・プレイス」を初めて見たときだったそう。「撮影が本当に素晴らしい体験だったから、完成作を見る時にどうなっているのかなとドキドキした。映画を見てみたら、僕は自分が演技しているとは思わなかったんだよ。本当にキャラクターになりきることができたんだって思ったんだ。とても難しいことだけど、僕にはそれができた。楽しいことをやらせてもらえて、しかも上手くできた。その次に『ハニー・ボーイ』を撮影したんだけれど、そのときに『もうこれで決まりだ、僕がやりたいのはこの仕事なんだ』って思ったんだ」と、役者としての道を歩み続ける決意をにじませた。
「フォードvsフェラーリ」は1月10日から全国公開。
(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation
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