「リチャード・ジュエル」ディカプリオが演じるのを“熱望”した弁護士とは?
2020年1月4日 08:00
[映画.com ニュース]アメリカン・スナイパー」「ミリオンダラー・ベイビー」などで知られるクリント・イーストウッド監督の最新作「リチャード・ジュエル」が、1月17日から全国公開される。プロデューサーにはレオナルド・ディカプリオが名を連ねており、もともとはサム・ロックウェルが演じた弁護士役を自身が演じることを熱望していたという。
1996年に起きた、アトランタ爆破事件。警備員のリチャード・ジュエルは、第一発見者として数多く人々を救った英雄として報道されるが、事件からわずか3日後、第一容疑者として実名報道されたことで状況は一転。爆弾犯の汚名を着せられる。情報は瞬く間に拡散し、メディアによる連日の報道によって、ジュエルは名誉だけではなくプライバシーまでをも奪われてしまう。そんな時、ジュエルの潔白を信じる弁護士ブライアントが立ち上がる。
本作は、「インサイダー」の原作を手掛けたマリー・ブレナーが、97年に「Vanity Fair」誌に発表した記事を基にしている。映画化権を最初に手にしたのは、ディズニー傘下となった20世紀フォックス映画とディカプリオ、そして俳優のジョナ・ヒルらだった。
15年にイースウッド監督によって映画化が進行中と噂されたが、この時は諸権利がクリアされず映画化は見送りに。もし映画化が進んでいれば、「マネー・ボール」でポール・デポデスタを演じたヒルと、「アビエイター」「J・エドガー」などこれまでも数々の実話作品に出演してきたディカプリオによる再共演が実現していたかもしれない。
ディカプリオが演じたかったという弁護士ブライアントとは、どんな人物なのか。実際に演じたロックウェルは「とても頭のいい男で、すごく興味深いキャラクターだ」と説明する。ジュエルの精神的な支えとなり、「2人の間には友情があるが、同時に師弟関係のようなものも芽生えてくる。ある意味、その関係がこの映画の中心にあると思う」と語るように、ブライアントの存在が、実話サスペンスの要素にバディ・ムービーとしての味わいを加味している。
「リチャード・ジュエル」は1月17日から全国公開。
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