放送映画批評家協会賞テレビ部門は「ボクらを見る目」が最多6ノミネート
2019年12月11日 16:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞レースの前しょう戦としても知られる第25回放送映画批評家協会賞(クリティック・チョイス・アワード)のノミネートが発表され、テレビ部門はエバ・デュバーネイ監督のNetflixドラマ「ボクらを見る目」が最多6ノミネートを獲得した。
「ボクらを見る目」は、黒人5人が不当逮捕された実際の冤罪事件をドラマ化。1989年に米ニューヨークのセントラルパークでジョギング中の白人女性を暴行したとして、ハーレム出身の黒人の若者5人が逮捕された事件で、5人は潔白を主張したが警察の圧迫尋問により罪を認め、実刑判決を受けた。その後、別件で逮捕された男が89年の事件の真犯人だと自白したことから、服役していた5人は自由の身となり、ニューヨーク市との裁判の末、賠償金を獲得した。本作はデュバーネイが脚本・監督・制作総指揮を手がけ、オプラ・ウィンフリー、ロバート・デ・ニーロも制作総指揮に名を連ねている。
また、3人兄弟の人生を彼らの過去と現在、未来を交差させながら描く感動ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」が5ノミネート。破産した元富豪一家がストレスを抱えながら極貧生活を送るNetflixのコメディ「シッツ・クリーク」も同じく5ノミネートを獲得した。今回Netflixは、映画部門とテレビ部門を合わせて61ノミネートを奪取する快挙を達成している。
第25回放送映画批評家協会賞授賞式は、2020年1月12日に開催。テレビ部門の主なノミネートは以下の通り。
「ザ・クラウン」(Netflix)
「David Makes Man」(OWN)
「ゲーム・オブ・スローンズ」(HBO)
「The Good Fight ザ・グッド・ファイト」(CBS All Access)
「POSE」(FX)
「サクセッション」(HBO)
「THIS IS US 36歳、これから」(NBC)
「Watchmen ウォッチメン」(HBO)
スターリング・K・ブラウン「THIS IS US 36歳、これから」
マイク・コルター「Evil」
ポール・ジアマッティ「ビリオンズ」
キット・ハリントン「ゲーム・オブ・スローンズ」
フレディ・ハイモア「グッド・ドクター 名医の条件」
トビアス・メンジーズ「ザ・クラウン」
ビリー・ポーター「POSE」
ジェレミー・ストロング「サクセッション」
クリスティーン・バランスキー「The Good Fight ザ・グッド・ファイト」
オリビア・コールマン「ザ・クラウン」
ジョディ・カマー「キリング・イヴ Killing Eve」
ニコール・キッドマン「ビッグ・リトル・ライズ セレブママたちの憂うつ」
レジーナ・キング「Watchmen ウォッチメン」
マジ・ロドリゲス「POSE」
サラ・スヌーク「サクセッション」
ゼンデイヤ「ユーフォリア EUPHORIA」
「バリー」(HBO)
「Fleabag フリーバッグ」(Amazon)
「マーベラス・ミセス・メイゼル」(Amazon)
「Mom」(CBS)
「ワンデイ 家族のうた」(Netflix)
「Pen15」(Hulu)
「シッツ・クリーク」(Pop)
テッド・ダンソン「グッド・プレイス」
ウォルトン・ゴギンズ「The Unicorn」
ビル・ヘイダー「バリー」
ユージン・レビ「シッツ・クリーク」
ポール・ラッド「僕と生きる人生」
バシール・サラディン「Sherman's Showcase」
ラミー・ユセフ「Ramy」
クリスティーナ・アップルゲイト「デッド・トゥ・ミー さようならの裏に」
アリソン・ブリー「GLOW ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」
レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」
キルステン・ダンスト「On Becoming a God in Central Florida」
ジュリア・ルイス=ドレイファス「Veepヴィープ」
キャサリン・オハラ「シッツ・クリーク」
フィービー・ウォーラー=ブリッジ「Fleabag フリーバッグ」
「Catch-22」(Hulu)
「チェルノブイリ」(HBO)
「Fosse/Verdon」(FX)
「The Loudest Voice」(Showtime)
「アンビリーバブル たった1つの真実」(Netflix)
「ボクらを見る目」(Netflix)
「Years and Years」(HBO)
「ブレグジット EU離脱」(HBO)
「デッドウッド 決戦のワイルドタウン」(HBO)
「エルカミーノ ブレイキング・バッド THE MOVIE」(Netflix)
「Guava Island」(Amazon)
「ネイティブ・サン アメリカの息子」(HBO)
「Patsy & Loretta」(Lifetime)
クリストファー・アボット「Catch-22」
マハーシャラ・アリ「TRUE DETECTIVE トゥルー・ディテクティブ」
ラッセル・クロウ「The Loudest Voice」
ジャレッド・ハリス「チェルノブイリ」
ジャハール・ジェローム「ボクらを見る目」
サム・ロックウェル「Fosse/Verdon」
ノア・ワイリー「The Red Line」
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

あなたがまだ出合っていない“人生の1本”
“生涯ベスト”の絶賛!笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)