加藤清史郎主演「#ハンド全力」に醍醐虎汰朗、佐藤緋美、坂東龍汰、甲斐翔真らが参戦!
2019年11月12日 17:00
[映画.com ニュース] 加藤清史郎が主演する映画「#ハンド全力」の公開日が、2020年5月22日に決定。あわせて、追加キャストも発表され、醍醐虎汰朗、佐藤緋美、坂東龍汰、鈴木福、磯邉蓮登、岩本晟夢、甲斐翔真といった“ネクストブレイク必至の若手俳優”が結集していることがわかった。
本作は「2019女子ハンドボール世界選手権大会」の公式タイアップ映画として製作。「アズミ・ハルコは行方不明」「アイスと雨音」「君が君で君だ」の松居大悟監督がメガホンをとり、女子ハンドボール世界選手権大会が開かれる熊本でオールロケを敢行した。加藤と松居監督は「個性的なキャラクターが作り出す空気を、老若男女問わずに楽しめます!」(加藤)、「一人でも多くの人に愛される作品になってほしいと願いを込めて作りました。人間は、強い。熊本の仮設住宅でハンドボールと向き合いながら、そんな当たり前のことを感じました」とアピールしている。
熊本在住の高校生・清田マサオ(加藤)は、夢中になれるものもなく、幼馴染みの岡本とスマホをいじるだけの無気力な日々を送っていた。ある日、震災で離ればなれになった親友タイチと3年前に仮設住宅付近でハンドボールをしていた写真をSNSにアップすると、その投稿に熱いコメントが集まりだす。それに気をよくし「#ハンド全力」とハッシュタグを付けたころ、全国からさらに“善意”が寄せられ、大きな反響を呼んでしまう。マサオと岡本は、SNSを盛り上げるためだけに、廃部寸前の男子ハンドボール部部長・島田と再建に向け奔走する。
新海誠監督作「天気の子」の主人公・森嶋帆高の声を担当し、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」でも主人公・日向翔陽役を射止めた醍醐は、マサオを常にサポートする岡本役に挑戦。気鋭の演出家・藤田貴大(マームとジプシー)による舞台「書を捨てよ町へ出よう」で俳優デビューを飾った佐藤は熱血部長・島田役、「閉鎖病棟 それぞれの朝」「犬鳴村」の坂東はSNSに依存しているダンサー志望・蔵久役、映画、ドラマ、バラエティと幅広く活躍する鈴木は卓越した分析力で弱小ハンド部を陰で支える七尾次郎役として出演。ミュージカル「デスノート THE MUSICAL」で夜神月役を務める甲斐は、マサオの親友で富山に転校したタイチ役として出演し、熊本のオーディションで選ばれた磯邉と岩本は、ハンド部に入部する心優しい片山、クラスのムードメーカー林田に扮する。
また、大会公式ファンサイト「くまモンハンド部」のマネージャーに就任した田中美久(HKT48)が女子ハンドボール部マネージャー・橋向、ハンドボール・インターハイ出場の経験を持つ渕上晃が女子ハンドボール部員役として出演。そして、ハンドボール選手・宮崎大輔も出演することになり、「自分が中学の頃ハンドボールを一度辞めたことを思い出しました。他がかっこよく見えた時期でもありましたが自分にはやっぱりハンドボールしかなかった! 先生や仲間、家族の大切さを感じそこからはただがむしゃらにハンドボールと向き合ってきました! 『届け、繋がれ、あのときのように!!!』。これからもハンドボールの魅力を伝えていきたいと思います」とコメントを寄せている。
「#ハンド全力」は、20年5月22日に全国公開。
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