「パイレーツ・オブ・カリビアン」リブート企画が再始動 「チェルノブイリ」脚本家が参加
2019年10月30日 11:00

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーが「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ最新作に、エミー賞受賞ドラマ「チェルノブイリ」クリエイターのクレイグ・メイジンと、「パイレーツ」シリーズ第4作までの共同脚本を務めたテッド・エリオットを起用した。
ディズニーは昨秋から「パイレーツ」リブート企画を準備してきたが、今年初めに「デッドプール」シリーズの人気脚本家コンビ、ポール・ワーニック&レット・リースが企画から離脱していた。米Deadlineによれば、メイジンとエリオットが新たにシリーズ第6作の脚本を手がけるという。
ジョニー・デップ扮する孤高の海賊ジャック・スパロウの冒険を描く「パイレーツ」シリーズは、2003年の第1作「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」に始まるシリーズ5作の世界累計興行収入が45億ドル超という驚異的なヒットを記録。史上最も成功したアクションアドベンチャー映画シリーズのひとつとして知られている。
デップは近年のプライベートでの騒動から、第6作に出演するかはまだ確定していないようだが、ジェリー・ブラッカイマーは再びプロデューサーとして復帰すると見られている。
メイジンはこれまで大ヒットコメディ「ハングオーバー」シリーズや、ホラーコメディ「最'狂'絶叫計画」などを執筆。今年、チェルノブイリ原子力発電所事故の内幕を描いたHBOのミニシリーズ「チェルノブイリ」がエミー賞で作品賞・監督賞・脚本賞を受賞し、シリアスなドラマ作家としても高く評価された。メイジンは11月15日から全米公開されるリブート版「チャーリーズ・エンジェル」の共同脚本家にも名を連ねている。
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