「108」人の女を抱いて復讐 松尾スズキのR18映画、星野源「夜のボート」が流れる特別予告編
2019年10月1日 07:00

[映画.com ニュース] 松尾スズキの映画監督第4作「108 海馬五郎の復讐と冒険」の特別予告編が公開された。星野源が歌う楽曲「夜のボート」をバックに、SNSの投稿で妻の浮気を知った主人公・海馬の回想シーンから、「108」人の女を抱くという無謀すぎる復讐計画の一部が切り取られており、大海原にボートを走らせる映像と、星野の歌声が合わさり、本編への期待が高まる映像だ。
星野が作曲、松尾が作詞を手掛けた「夜のボート」は、2008年に上演された松尾作・演出の舞台「女教師は二度抱かれた」で星野と市川実和子が歌ったもの。10月1日深夜1時放送のラジオ番組「星野源のオールナイトニッポン」内で同曲の音源が初OAされる予定。「夜のボート」のリリース予定はなく、映画でしか聞くことができない貴重な楽曲だ。
映画は「大人計画」の主宰・松尾が監督、主演、脚本を担い、中山美穂、岩井秀人、秋山菜津子、坂井真紀、堀田真由、大東駿介、土居志央梨らが出演する前代未聞の復讐劇。名脚本家・海馬五郎はある日、元女優の妻・綾子(中山)の浮気をSNSの投稿によって知ってしまう。ショックのあまり離婚を考える海馬だったが、財産分与で資産の半分を慰謝料として支払わなければならないことが発覚し大激怒。慰謝料の金額に当たる1000万円を、自分の“不貞”で使い切ることを決意する。妻の浮気投稿についた108もの“いいね!”に沸き上がる猛烈な怒りに突き動かされ、同じ数を目標に女を抱きまくるという復讐へと身を投じていく。
「108 海馬五郎の復讐と冒険」は、10月25日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。R18+(18歳未満入場不可)指定。
(C)2019「108 海馬五郎の復讐と冒険」製作委員会
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