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マーベルのケビン・ファイギ社長が新「スター・ウォーズ」に関与

2019年9月27日 11:00

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マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長
マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長
写真:アフロ

[映画.com ニュース]マーベル・スタジオのケビン・ファイギ社長が、新「スター・ウォーズ」の企画開発に関与していることが明らかになったと、米ハリウッド・レポーターが報じている。

ケビン・ファイギ社長と言えば、マーベル・スタジオのトップとして「アイアンマン」から「アベンジャーズ エンドゲーム」まですべてのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品でプロデューサーを手がけるヒットメーカーだ。一方、「スター・ウォーズ」はマーベルと同じディズニー傘下のルーカスフィルムが手がけていものの、ケビン・ファイギ社長が「スター・ウォーズ」作品に関与するのは今回が初となる。

ハリウッド・レポーターの取材に対し、ディズニー映画を統括するウォルト・ディズニー・スタジオのアラン・ホーン会長は、ファイギ社長がルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長と共同で新「スター・ウォーズ」の企画開発をしていることを認め、「スカイウォーカー・サーガが完結することを受けて、キャシー(キャスリーン・ケネディ)が『スター・ウォーズ』の新たな時代を模索するなか、大ファンであるケビンが参加し、二人の偉大なプロデューサーが力を合わせて新たな『スター・ウォーズ』を作るのは必然と言えます」とコメント。

スター・ウォーズ」に関しては、この冬世界公開されるシリーズ第9作「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」で、スカイウォーカー家を題材にしたサーガが完結するため、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督や、米ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のクリエイター、デビッド・ベニオフD・B・ワイスが新シリーズの企画開発をしている。

なお、情報筋によれば、ファイギ社長は新「スター・ウォーズ」の開発のみならず、いずれはルーカスフィルムを指揮する可能性もあるという。ルーカスフィルムは2012年からキャスリーン・ケネディが社長を務めているものの、製作中のトラブルが絶えず、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」では再撮影でギャレス・エドワーズ監督からトニー・ギルロイ監督に交代。「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」ではフィル・ロードクリス・ミラーの監督コンビからロン・ハワード監督に交代。「エピソード9」として準備していた「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」も、企画開発中にコリン・トレボロウ監督からJ・J・エイブラムス監督に交代している。その一方、より多くの映画を生産しているマーベル・スタジオでは同様のトラブルはほとんどない。

ちなみに、キャスリーン・ケネディは2018年9月にルーカスフィルムとの契約を3年間延長している。

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