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角川春樹、最後のメガホン「みをつくし料理帖」に“金田一”石坂浩二、若村麻由美ら出演

2019年8月30日 05:00

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8月21日にクランクインした「みをつくし料理帖」
8月21日にクランクインした「みをつくし料理帖」

[映画.com ニュース] 角川春樹が生涯最後のメガホンをとり、松本穂香主演でシリーズ累計発行400万部突破の時代小説を映画化する「みをつくし料理帖」の第2弾キャスト発表会見が8月28日、東京・成城の東宝スタジオで行われ、若村麻由美浅野温子藤井隆石坂浩二の出演が明らかになった。

江戸を舞台に、大洪水で両親を亡くした澪(松本)が蕎麦処「つる家」で料理人として働きながら、料理と向き合い、人生を切り開いていく。高田郁氏による原作は、2009年にハルキ文庫(角川春樹事務所)から刊行されており、角川監督にとっても思い入れが強いベストセラー。映画化の企画は「何度も流れた」といい、メガホン8作目にして「今回ほど楽しい現場は初めて。撮休があっても、早く現場に戻りたくなる。俳優の皆さんも見事に役を読解してくれて、日頃以上のエネルギーを感じた。本当にすばらしい」と胸を躍らせる。

主演に抜てきした松本については「周りの人たちに恵まれて、育ててもらっているなと。とても幸せな環境で演技している」と語り、「間違いなく、松本穂香という女優の代表作になると思います」と断言。この言葉に、松本は「穂香が感じるままに演じてほしいと言ってくださり、自由にとても楽しく演じています。緊張もしますけど、私自身も澪が大好きなので、その気持ちを大切にしたい」と背筋を伸ばした。

澪と江戸で一緒に暮らす“育ての親”芳を演じる若村は、角川監督のプロデュース作「蒼き狼 地果て海尽きるまで」に出演しており「反町(隆司)くんのお母さん、松山ケンイチくんのおばあさんを演じましたが、今やふたりとも立派になられて。角川作品でわたしの子どもを演じると、みんな立派になります(笑)。縁起がいいので、がんばろうね」と松本にエール。原作のファンだという浅野は、澪の暮らす長屋の住人・おりょうを演じ「双葉文庫かなと思ったら、おっとハルキ文庫! いい仕事しているなと(笑)。ぜひ、乗っからせていただければと」と意欲を燃やした。

藤井は戯作者・清右近衛門を演じ「10代の頃、夢中だった角川映画に出演できるなんて、すごく光栄。もし角川さんが、映画界に進出しなければ、僕の青春はこんなに色鮮やかではなかったはず」と感激しきり。「感謝の気持ちもこめて、でも、ミーハー心は置いておいて、監督に(演技で)喜んでいただければ」と意気込みを語った。

石坂が演じるのは澪の料理の才を見出し、女料理人として雇い入れる「つる家」の店主・種市。石坂といえば、角川映画による「金田一耕助シリーズ」が広く知られるが、「金田一の後も、ずっと独自路線で、すばらしい作品をつくり続けている。そういう意味では、金田一ではない角川映画に出演できるのは、ひとつの節目としてうれしい」としみじみ。「映画監督には、映像と芝居、どちらかをより大切にするタイプが多いが、角川監督はその両方」と話していた。

みをつくし料理帖」は、8月21日にクランクイン。2020年秋に全国で公開される。

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