「親切なクムジャさん」「お嬢さん」の脚本家が手掛けるリメイク版「毒戦」予告入手
2019年8月7日 10:00
[映画.com ニュース]ジョニー・トー監督作「ドラッグ・ウォー 毒戦」を韓国でリメイクした「毒戦 BELIEVER」の日本版予告編と場面写真を、映画.comが先行入手した。
韓国では「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」「デッドプール2」を押さえて初登場1位となり、日本でも熱狂的なファンを持つ「新しき世界」を超える観客動員数500万人を突破した「毒戦 BELIEVER」。圧倒的な完成度と個性に魅了された“毒戦中毒者”が続出、異例の完全版まで公開された。「ドラッグ・ウォー 毒戦」の重厚なアクションを受け継ぎつつ、「親切なクムジャさん」「お嬢さん」の脚本家チョン・ソギョンによる大胆な脚色が光る、予想外の物語が描かれている。
巨大麻薬組織に君臨し、その悪名を轟かせているにも関わらず、誰ひとり本名も経歴も顔さえ知らない麻薬王“イ先生”。麻薬取締局の刑事ウォノは、組織壊滅のため長年“イ先生”を追っているが、いまだにその尻尾すら掴めていない。ある日、麻薬製造工場が爆破され、事故現場からひとりの生存者ラクが発見される。ウォノは、組織に見捨てられたというラクと手を組み、組織への潜入捜査を決行。2人が向かった先は、麻薬に魅入られた“狂人たち”の巣窟(そうくつ)だった。
主人公の麻薬取締官ウォノを演じるのは、「お嬢さん」「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」のチョ・ジヌン。メガホンをとったイ・ヘヨン監督は「チョ・ジヌンの強烈なエネルギーが、ウォノというキャラクターと共通するところがあると思った。ウォノは自分の標的を無謀に追いかける一方で、人道主義的な側面もある。だからこの役には彼がぴったりだと思った」とキャスティングの理由を明かしている。ラク役に挑んだのは、「タクシー運転手 約束は海を越えて」のリュ・ジュンヨル。自身の役どころについて「顔は無表情。でも内側には感情が渦巻いていて、それをどうやって表現するかを考えることで、役作りをした」と語っている。
予告編は、「この捜査に命をかけます」と決意の表情を浮かべるウォノと“組織の捨て犬”ラクが、危険な組織に潜入する様子がテンポ良く展開していく。潜入先となったのは、麻薬に魅せられた者が集う“狂人区”とも言える場所――欲望と疑念うずまく狂人たちが次々に登場し、スタイリッシュな映像、謎めくストーリーが、見る者を独自の世界観へと引き込んでいく。
「毒戦 BELIEVER」には、本作が遺作となったキム・ジュヒョクのほか、チャ・スンウォン、パク・ヘジュンも出演。10月4日から東京・シネマート新宿ほか全国順次公開。
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