映画版「マインクラフト」を「アナ雪2」の脚本家が担当
2019年7月27日 15:00
[映画.com ニュース]米ワーナー・ブラザースが準備を進める人気ゲームの映画化「マインクラフト ザ・ムービー(原題)」を、「アナと雪の女王2」の脚本家が執筆することになったと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
「Minecraft(マインクラフト)」とはブロックを置いて冒険をするゲームで、「サバイバルモード」ではプレイヤーは食料を得たり、家を立てるために、ワールドを探索して資源を探索。「クリエイティブモード」では、プレイヤーは想像するものをなんでも作ることができ、無限の資源が与えられるという設定だ。デスクトップや家庭用ゲーム機、携帯デバイスなどさまざまなプラットフォームで展開している。
ワーナーは同ゲームの映像化権を2014年に取得。当初は、「フィラデルフィアは今日も晴れ」の企画・製作総指揮・出演のロブ・マケルヘニーが監督を手がける予定だったが、その後、「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」のピーター・ソレット監督に交代。一時期は、スティーブ・カレルが出演に興味を示していたことでも知られる。
このたび、ワーナーとゲーム開発会社Mojang、プロデューサーのロブ・リー(「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」)とジョン・バーグ(「アクアマン」)は、「Minecraft」の映画化にあたり新たなアプローチを取ることを決定。今年11月に世界公開を控える注目作「アナと雪の女王2」を執筆したアリソン・シュローダーに脚本執筆を依頼した。シュローダーは、「ドリーム」をセオドア・メルフィと、「プーと大人になった僕」をアレックス・ロス・ペリーとトム・マッカーシーと共同執筆したことで知られている実力派だ。
なお、「マインクラフト ザ・ムービー(原題)」の全米公開は2022年3月4日を予定している。