寛一郎&結木滉星主演「下忍」2作が連続公開! アクション監修は坂口拓
2019年7月26日 18:00

[映画.com ニュース]山口義高監督(「デメキン」)がメガホンをとり、坂口拓がアクション監修を手がける「下忍 赤い影」「下忍 青い影」が連続公開されることがわかった。10月4日に封切りとなる「下忍 赤い影」の主演を務めるのは、「菊とギロチン」「雪子さんの足音」の寛一郎。11月15日に初日を迎える「下忍 青い影」は、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のパトレン1号・朝加圭一郎役を好演した結木滉星が物語をけん引する。
時は幕末、鳥羽伏見の戦い――誰もが知る歴史の裏側で、緻密な諜報戦が繰り広げられていた。忍者組織の最下層である「下忍」の末えい・竜(寛一郎)と、琉球武術の使い手・尚(結木)の知られざる活躍を描き出す。「下忍 赤い影」は、「江戸に嫁がせた薩摩藩の姫・静を奪還して国に送り戻せ」という勝海舟からの密命を受けた竜の戦い、「下忍 青い影」は宿敵と因縁の再会を果たした尚が、時代変革の着火剤として働いていくさまを映し出す。
「初めてこう言った時代物、初アクションという事で初めて尽くしの映画でいい経験ができました」と思いの丈を述べる寛一郎は、「タイトなスケジュールの中で監督、スタッフ、キャストで、アクション、撮影、共々全力を尽くしました」と撮影を述懐。一方、結木は「尚は若いのに凄く経験豊富で、土台のしっかりした人間です。でも、そうなったのも辛い過去があったからで、映画では完成されてない尚と今の尚がどっちも描かれており、見ていて共感しやすいキャラクターだと思います。アクション部分にもそこがしっかり強調されているので、アクションにも深みがあって熱くなれると思います」と語っている。

時代劇映画への挑戦は「猫侍」以来となった山口監督は「撮りたかったのは、世の中に爪を突き立てる男の『眼差し』」と説明。「それを撮らせてくれた寛一郎と結木滉星に多謝。しなやかで艶のあるファナティックな寛一郎の目。鋭く硬いエモーショナルな結木滉星の目。二人の目は若き日のパブロ・ピカソの目を思わせる。きっと想像力豊かで強烈な意思を宿しているからだろう」と絶賛しつつ、「ピカソのように、演技というアートを変革していくに違いない。是非2人の『眼差し』を見てください」とアピールしている。
「キングダム」の左慈役でも注目を集めた坂口は「当初はカットを割ったアクションシーンを予定していましたが、撮影前日に急遽ワンカットアクションに切り替えました」と告白。「撮影中に寛一郎さんと結木滉星さんのアクションのセンスと人間性を見て『彼らなら出来る』と思いました。アクションを撮るのではなく人間を撮りたい! そんな思いでカメラをまわしました。彼らの迫力のあるアクションシーンをスクリーンで堪能してください」とコメントを寄せている。
「下忍 赤い影」は10月4日、「下忍 青い影」は11月15日から東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほかで公開。
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