成田凌、千葉雄大、高良健吾らが蜷川実花ワールドへ 小栗旬「人間失格」新場面写真披露
2019年7月16日 18:00

[映画.com ニュース] 俳優の小栗旬が主演し、蜷川実花監督がメガホンをとる映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」の新たな場面写真が、このほど一挙にお披露目された。太宰治(小栗)を愛した“3人の女”、そして彼を取り巻くキャラクターたちにフォーカスを当てている。
「斜陽」「走れメロス」など日本文学史上に残る傑作を創出した文豪・太宰治を題材にした本作。スター作家としての階段を駆け上がる一方で、私生活では身重の正妻と2人の愛人との関係を並行して続け、自殺未遂を繰り返すという堕落した日々を送る太宰。やがて、裏切られながらも太宰の才能を信じる正妻の叱咤激励を受け、後に累計発行部数1200万部以上を売り上げる「人間失格」の執筆へと駆り立てられていく。
宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみという実力派女優が演じた“3人の女”。場面写真では、正妻の美知子(宮沢)と2人の子どもに囲まれている太宰だけでなく、愛人の静子(沢尻)と恋人のような甘い空気で見つめ合い、富栄(二階堂)と密着する様子など、スキャンダラスな恋を感じさせる光景も活写している。

そして、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史、高良健吾、藤原竜也という豪華俳優陣が体現した登場人物たちの姿も。無頼派を代表する作家・坂口安吾(藤原)から「地獄に堕ちて書いてるか?」と発破をかけられ、心を許す親友の作家・伊馬春部(瀬戸)と酒を酌み交わし、若き小説家・三島由紀夫(高良)に挑発されながら“本当の傑作”を追い求める太宰。子どもを身ごもった静子の弟・薫(千葉)から認知を迫られた太宰に対し、若手編集者・佐倉潤一(成田)は 「書いてください! 『人間失格』。先生にしか書けない、どこまでも罪深い小説を!」と言い放つ。また、雪が降りしきるなか、虚ろな表情でたたずむ太宰の姿もとらえている。
「人間失格 太宰治と3人の女たち」は、9月13日から全国で公開。
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