中村梅雀×津田寛治「山中静夫氏の尊厳死」 限られた人生と向き合う男の生き様を描く
2019年7月4日 08:00

[映画.com ニュース] 中村梅雀と津田寛治がダブル主演を務める映画「山中静夫氏の尊厳死」が、9月21日から物語の舞台となった長野県での先行上映を経て、2020年に全国で公開されることがわかった。信州の豊かな自然とともに、限られた人生と向き合う男の生き様を描く。
「ダイヤモンドダスト」「阿弥陀堂だより」などで知られ、現役の医師でもある南木佳士氏の同名小説が原作。肺がんを患う山中静夫(中村)は、自宅がある静岡から信州へとやってきた。医師の今井(津田)は、がんが既に腰の骨と肝臓に転移しており、山中が末期の状態であることを知る。付き添う家族の負担を考え、今まで通り静岡の病院での治療を勧めるが、山中は「どうせ死ぬんだったら生まれ育った信州の山を見ながら楽に死にたい」と最期の願いを伝える。
中村と津田のほか、高畑淳子、田中美里、浅田美代子が共演し、人生の意味を見つめる物語を紡ぐ。メガホンをとるのは、「しあわせになろうね」「育子からの手紙」の村橋明郎監督。がんの闘病経験があるシンガーソングライター・小椋佳が、主題歌「老いの願い」を書き下ろした。
「山中静夫氏の尊厳死」は、9月21日から長野・佐久アムシネマで先行上映。20年に東京・シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
津田寛治が津田寛治役!? 主演映画「津田寛治に撮休はない」26年3月公開、監督・脚本は「夜を越える旅」「断捨離パラダイス」の萱野孝幸
2025年11月7日 05:00
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ