香取慎吾、白石和彌作品の“常連”を熱望! 話題の電撃婚は「お似合いだと思います」
2019年6月5日 21:37
[映画.com ニュース] 香取慎吾と白石和彌監督が初タッグを組んだ映画「凪待ち」の完成披露試写会が6月5日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、香取と白石監督をはじめ、共演の恒松祐里、西田尚美、音尾琢真、リリー・フランキーが出席した。
本作で描かれるのは「喪失と再生」をテーマに掲げた重厚な人間ドラマ。主演の香取が扮するのは、パートナーの女性とその娘とともに宮城県石巻市で再出発しようとする男・郁男。平穏に見えた3人の暮らしが、小さな綻びが積み重なることによって、やがて取り返しのつかない事態を招いてしまう。
公式SNSに寄せられた「今後、白石監督と組むとしたら、どんな役をやりたい?」というファンの質問に答えることになった香取。「(本作は)白石監督の作品のなかでも、あまりないような、人間の心を描くヒューマンドラマ。そう聞いていて、撮影が始まったんですが、毎日誰かにボコボコにされていた(笑)。だから、どんな役でも平気ですよ。リリーさん、音尾さんのように、白石組を見たら僕がいるというくらい、参加できたら」と白石組の“常連俳優”を熱望した。その決意は、音尾から「地元のヤンキーの先輩で、出てきたらすぐ死ぬ役でもいいんですか?」と言葉を投げかけられても「全然いいですよ」とかなり固い様子。すると、白石監督は「音尾君のように、雑には扱わないので大丈夫です」と補足して、場内の笑いを誘っていた。
タイトルに絡めて「今は“なに待ち”?」と聞かれると、香取は「やっぱり、この映画の“公開待ち”。でも、これだけじゃきっと駄目。もう1個くらい、何か…」と熟考した結果、「完全体の肉体を待っています」と回答した。「(自分は)一生ダイエットしているんですよ。『今年こそは』と言い続けているので、今度こそパーフェクトな体になりたい」と続けると、リリーが「さっき黒のタンクトップ姿を見ていましたが、惚れ惚れするような体だった」と言及。会場の至るところで「見たいー!」という歓声が響いたが、香取は「絶対に見せない!(笑)」と断固拒否の姿勢を崩さなかった。
イベント後に行われた囲み取材には、香取とリリーが参加。本日“電撃婚”を発表した蒼井優と山里亮太(南海キャンディーズ)の話題が飛び出すと、リリーは「めでたい事ですよね。朝からすごい良いニュースを聞いた。このニュース、ちょっと良くないですか? なんかファンタジーを感じる。夢があるなあ。才能がある人同士なので、すごく良いカップル」とニッコリ。一方、香取は「すごく幸せなニュース…本当なら」と半信半疑だ。しかし、報道陣から「今、まさに会見が行われています」と教えられると「そうなんですか!? 本当なんだ! いやあ、おめでとうございます。ニュースを聞いて、これだけ皆がハッピーを感じるということは、お似合いだと思います」と祝福していた。
「凪待ち」は、6月28日に全国公開。
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