「ホール・ニュー・ワールド」上手に歌うコツは? ディズニー音楽の巨匠に聞いてみた!
2019年6月5日 18:05

[映画.com ニュース] ウォルト・ディズニーが名作アニメーションを実写映画化した「アラジン」。音楽を手がけたアラン・メンケンが、重要なシーンで流れる楽曲「ホール・ニュー・ワールド」を上手に歌うコツを教えてくれた。
貧しいが清らかな心をもつ青年アラジンと王女ジャスミンの身分違いのロマンス、3つの願いをかなえる魔法のランプをめぐる冒険を描いた「アラジン(1992)」を、「シャーロック・ホームズ」シリーズのガイ・リッチー監督が実写映画化。エジプト出身でカナダ育ちの新人メナ・マスードがアラジン、「パワーレンジャー」のナオミ・スコットがジャスミンを演じている。
メンケンは「アラジン」「美女と野獣」など数々のディズニー音楽を作曲し、アカデミー賞8回、ゴールデングローブ賞7回、グラミー賞11回の受賞歴を誇る。
日本で長く親しまれてきた「ホール・ニュー・ワールド」を歌うコツについて、メンケンは「この曲はとにかく感情的です。だから、歌う時はとにかく感情を出すこと。単に歌うのではなく、『I can show you the world, shining, shimmering……』というように誰かに語りかけるよう、会話のように歌うと良いと思います」とレクチャーする。
アニメーション版で披露された「ホール・ニュー・ワールド」は、映画の公開と共に話題となり、第63回アカデミー賞作曲賞と主題歌賞を受賞した。メンケンにとっても同曲は特別だったようで「この曲は私にとっても大事な曲です。私が書いた曲の中でも最も多くの賞をとって、私が書いた曲の中でもチャートのトップに達した曲です」と語る。
実写版の「ホール・ニュー・ワールド」は「よりポップなものにしました。そして、より静かで親密な形にしました」とアレンジを加え、「前回のものよりも、私はより感動できると思っています」と手応え十分。劇中では、同曲以外にもメンケンが新たに書き下ろしたジャスミンのソロナンバー「スピーチレス~心の声」など、必聴の楽曲が満載になっている。
「アラジン」は6月7日から全国で公開。

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