前田敦子、かわいいの歓声に「すごく久しぶり」 膝のじん帯損傷は回復
2019年6月3日 19:54

[映画.com ニュース] 女優の前田敦子が6月3日、都内で行われた主演作「旅のおわり世界のはじまり」の完成披露試写会に出席した。客席から「かわいい」の歓声が飛ぶと、「すごく久しぶり」と満面の笑み。先日、膝のじん帯を損傷したと報じられたが「いい感じなんですけど。ご迷惑をおかけしました」と回復ぶりをアピールしていた。
シルクロードを舞台に、日本とウズベキスタンの合作で製作したロードムービー。取材のためにウズベキスタンを訪れたテレビ番組のレポーター・葉子(前田)が、さまざまな失敗と出会いを通して成長を遂げる姿を、現地でのオールロケで描いた。舞台挨拶には前田をはじめ、クルー役で共演する加瀬亮、柄本時生、脚本も手がけた黒沢清監督が出席した。
前田演じるヒロインは、いつか舞台で歌う夢をもった役どころで、劇中では名曲「愛の讃歌」をアカペラで歌唱するシーンも。「オファーをいただき、すぐにボイトレを始めて、3カ月間特訓しました。作品のために、これだけ準備できるのは初めてで、ぜいたくな時間でした」と振り返った。歌唱シーンは標高2400メートルを超える高地で撮影され「(出番がない)加瀬さんが撮影を見に来ていて、プレッシャーでした。無視してたんですけど、『なんでこの人来るの?』って感じで(笑)、いやなお客さんでした」とグチをこぼした。

「散歩する侵略者」「Seventh Code」でもタッグを組んだ黒沢監督は「俳優さんを念頭に脚本を書くことは滅多にないが、かなり最初の段階から前田さんにお願いしようと思っていた。すっかりイメージしちゃったので、断られたらどうしようと思った」と安どの表情だった。
加瀬は連続ドラマ「贖罪」以来の黒沢組で「いつも変な役ばっかりで、台本を開く前は緊張しましたが、いつもと違って、初めてまっとうな人間(の役)だった」。一方、黒沢組に初参加した柄本は「うちは家族で黒沢監督のファン。まず、最初にお兄ちゃん(柄本佑)に自慢しました」と喜びを語っていた。
「旅のおわり世界のはじまり」は、6月14日全国公開。
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