「カメ止め」製作陣の騙し合いバトルロワイアル! 石川瑠華、井桁弘恵、紅甘が参戦
2019年5月30日 14:00

[映画.com ニュース] 2018年に社会現象となった大ヒット作「カメラを止めるな!」の製作陣が結集した映画「イソップの思うツボ」が8月16日に公開されることが決定し、石川瑠華、井桁弘恵、紅甘という注目の若手女優が出演していることがわかった。さらに本作は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019としてワールドプレミア上映される。
興行収入31億円、観客動員220万人を突破した「カメラを止めるな!」の監督・上田慎一郎、助監督・中泉裕矢、スチール担当・浅沼直也が共同監督を務めた新作「イソップの思うツボ」。童話「イソップ物語」をイメージさせるような、それぞれ亀・兎・戌の名を持つヒロイン3人を軸に、“ネタバレ厳禁”の騙し合いバトルロワイアルが幕を開ける。
ゆずや井上苑子のミュージックビデオに出演し、映画や舞台など幅広く活躍する石川は、カメだけが友だちの内気な女子大生・亀田美羽を演じる。「それぞれの監督の色もあるので、どう混ざり合うのか想像出来なかったんですが、完成した作品を見るとその色の混ざり合いがとても魅力的になっていました」と振り返る。「4月の君、スピカ。」「クロノス・ジョウンターの伝説」の井桁は、人気タレント家族の娘で恋愛気質な兎草早織を体現。「三監督の現場は、めまぐるしい状況の変化についていくのに必死でしたが、カットがかかるたびにキャストの方々含めみんなで意見を出し、話し合いながら作品を作りあげていく時間はとても幸せでした」とコメントを寄せた。

「光(大森立嗣監督)」「アイスと雨音」の紅甘は、父と2人で復讐代行屋を営み、その日暮らしの生活を送る戌井小柚役を務める。「出演が決まった時は、映画に出られることよりも、(監督)3人の仲間に入れることが嬉しかったです。とにかく楽しい、カオスな修学旅行みたいな現場でした」と思いを明かす。そのほか、斉藤陽一郎、藤田健彦、高橋雄祐、桐生コウジ、川瀬陽太、渡辺真起子、佐伯日菜子ら実力派俳優陣が脇を固めている。
オープニングを飾るSKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、上田監督と浅沼監督がそれぞれ「テイク8」「冬が燃えたら」で受賞歴を持ち、中泉監督は18年のオープニング作品「君がまた走り出すとき」を手掛けるなど製作陣とのゆかりが深い。次世代のクリエイター発掘を掲げて04年に誕生し、過去に白石和彌監督(「孤狼の血」)や中野量太監督(「湯を沸かすほどの熱い愛」)らを輩出している。
「イソップの思うツボ」は、8月16日から全国で公開。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019は、埼玉・川口市のSKIPシティで7月13~21日に開催される。
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