【全米映画ランキング】実写版「アラジン」が首位デビュー オリビア・ワイルドの監督デビュー作は6位に
2019年5月29日 19:00

[映画.com ニュース] メモリアルデイ(戦没将兵追悼記念日)の連休を迎えた全米ボックスオフィス。先週末は3本の新作がランクインし、ディズニーの名作アニメを実写化した「アラジン」が約8600万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は、北米で約2億1700万ドル、全世界で5億ドル強の最終興収をあげた1992年公開のアニメ版を「スナッチ」「シャーロック・ホームズ」などで知られるガイ・リッチー監督が実写でリメイクした作品。「3つの願い」を叶えることができるランプを手にした貧しい青年アラジンの冒険が描かれる。主人公アラジンに大規模オーディションを勝ち抜いたエジプト生まれの新鋭メナ・マスード、ランプの魔人ジーニーをウィル・スミス、アラジンと恋仲になる王女ジャスミンを「パワーレンジャー」のナオミ・スコットが演じている。
前週首位だったキアヌ・リーブス主演「ジョン・ウィック パラベラム」は約2400万ドルの興収で2位に。シリーズでは初めて累計1億ドルを突破。シリーズ史上最高のヒットを受け、4作目の製作が決定し、2021年夏に公開予定。
公開5週目に入った「アベンジャーズ エンドゲーム」は前週から順位を一つ落として3位に。北米での累計は8億ドル目前に。
約750万ドルのOP興収で5位デビューとなったのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン製作、エリザベス・バンクス主演による「Brightburn」。他の惑星から地球に落ちてきた子供が「スーパーマン」のような正義の味方でなかったら……という発想で描かれるSFホラー。リチャード・ドナー監督による70年代の大ヒット作「オーメン」と「スーパーマン」を掛け合わせたような作品だが、批評・興行ともに厳しいスタートとなった。脚本はジェームズ・ガンのいとこのマーク・ガンと、ジェームズの弟ブライアン・ガン。監督は「インバージョン 転移」のデビッド・ヤロベスキー。
「トロン:レガシー」「TIME タイム」などで知られる女優オリビア・ワイルドの監督デビュー作「Booksmart」はOP興収約650万ドルで6位デビュー。成績優秀な女子高生の親友2人組が、卒業式を前に、勉強以外のことをもっと体験すべきだったと気づき、ワイルドな一夜を過ごそうと試みるが……というストーリー。批評家からは高く評価されており、今後のチャートアクションが気になるところ。主演は「デトロイト」のケイトリン・デバーと、ジョナ・ヒルの妹で「レディ・バード」にも出演しているビーニー・フェルドスタイン。共演にリサ・クドロー、ウィル・フォーテ、ワイルドの夫ジェイソン・サダイキス。
今週末は日本同時公開となる「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」に、ジェイソン・ブラム製作&オスカー女優オクタビア・スペンサー主演のスリラー「Ma」、エルトン・ジョンの半生を「キングスマン」のタロン・エガートン主演で映画化した「ロケットマン」が公開となる。

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