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傲慢な夫を横目に男装貴族とロマンス!K・ナイトレイが心のままに生きる女流作家に「コレット」特別映像

2019年5月17日 14:00

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キーラ・ナイトレイがカリスマ女流作家を演じる
キーラ・ナイトレイがカリスマ女流作家を演じる
(C)2017 Colette Film Holdings Ltd / The British Film Institute. All rights reserved.

[映画.com ニュース] キーラ・ナイトレイ主演、1890年代のパリを舞台に、フランス文学界を代表する女性作家の人生を描いた「コレット」。コレットは、女性が社会的地位を築くことが難しい時代に、愛と自身を貫いた時代の先駆者でもある。本作の公開と、かつて病気とされていた同性愛が「病気ではない」と正式に認められた「国際反ホモフォビアの日」である本日5月17日を記念し、コレットがジェンダーに捉われず、人生を変える出会いを果たす場面を切り取った、本編映像が公開された。

フランス文学界で最も知られている女性作家シドニー=ガブリエル・コレット。時に性的趣向や私生活についても赤裸々に告白するスキャンダラスな性格でも知られ、時代を先取りするアイコンであった。夫ウィリーに才能を見出され、ゴーストライターとして執筆をはじめ文才が開花したコレットだが、傲慢なウィリーとの波乱万丈な結婚生活やゴーストライターとしての不自由さに次第に不満が募っていく。

このほど公開されたのは、自分を偽ることなく公然と男装をする貴族ミッシーと人生を変える出会いを果たした一場面。コレットキーラ・ナイトレイ)の著作「クロディーヌ」シリーズの舞台化の成功に上機嫌な夫ウィリー(ドミニク・ウェスト)が、テーブルの上で他の美女たちとフレンチカンカンを踊りテンションも最高潮に達しているその足元では、コレットの手元にミッシー(デニース・ゴフ)からメッセージ入りのカードが届けられる。ウィリーの歌とコレットの心の高鳴りがシンクロし、アプローチをうけるコレットのスキャンダラスな恋を予感させるシーンだ。

監督は「アリスのままで」のウォッシュ・ ウェストモアランド。長きに渡ってコレットに想像力を掻き立てられてきたウェストモアランド監督が、公私ともにパートナーだった故リチャード・グラッツァーと16年以上に渡って脚本を推敲したほど、思い入れの強い意欲作となっている。

コレット」は5月17日から、TOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館他全国公開。

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