濱口竜介、竹内里紗、五十嵐耕平―東京藝大修了制作作品が集結する「Before SEASIDE CINEMA」開催
2019年4月17日 16:00
[映画.com ニュース]神奈川・横浜赤レンガ倉庫とMARINE & WALK YOKOHAMAで開催される野外シアター「SEASIDE CINEMA 2019」(5月1~5日)のプレイベントとして、東京藝術大学大学院映像研究科の修了制作作品が特別上映されることが決定。4月27~30日に「Before SEASIDE CINEMA 東京藝術大学大学院映像研究科 修了制作作品コレクション」として、濱口竜介監督作「PASSION」、竹内里紗監督作「みつこと宇宙こぶ」、五十嵐耕平監督作「息を殺して」などを上映し、トークショーも実施する。
4月27日のラインナップは、オムニバス映画「21世紀の女の子」の1本「Mirror」を手がけた竹内監督の「みつこと宇宙こぶ」(14時~)と、「スタートアップ・ガールズ」(2019年内公開)が控える池田千尋監督の「兎のダンス」(17時~)。第11回田辺・弁慶映画祭女優賞(主演・小松未来)を受賞した「みつこと宇宙こぶ」は、“こぶ”が気になる女子中学生の日常を描き、伊藤沙莉が出演した「兎のダンス」は、ある少女が素直に接することのできなかった祖父の死を経験する姿を描く。「みつこと宇宙こぶ」上映後には「MotionGallery」代表・大高健志氏がMCを務め、竹内監督と池田監督がトークを行う。
4月28日は、「息を殺して」(14時~)と「PASSION」(17時~)。第67回ロカルノ映画祭新鋭監督コンペティション部門に正式出品された「息を殺して」は、東京オリンピックを約2年後に控えた2017年12月30日、巨大なゴミ処理工場で働く人々の姿を活写した異色の人間ドラマ。「PASSION」は、結婚を間近に控えた一組のカップルが、仲間とのパーティーの最中に発覚した“男の過去の浮気”に揺れ、別々の夜を過ごすさまを映し出す。「息を殺して」上映後のトークショーには、五十嵐監督、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門ノミネート作「寝ても覚めても」(濱口監督)の原作者・柴崎友香氏が登壇する。
4月29日は、「HOMESICK」「ポンチョに夜明けの風はらませて」の廣原暁監督と、新作短編「サヨナラ家族」を発表した眞田康平監督をフィーチャー。 上映作品は、廣原監督が同棲するミケとユウの関係を通して、人生を模索する若者の姿を描いた「返事はいらない」(14時~)と、眞田監督が「はっぴいえんど」の名曲にインスピレーションを受けたロードムービー「しんしんしん」(17時~)。「返事はいらない」上映後には、ともに“映像研究科5期生”として研鑽を積んだ両監督が対談する。
4月30日は、瀬田なつき監督(「PARKS パークス」)が手がけた「彼方からの手紙」(14時~)と、早坂亮輔監督(「4/猫 ねこぶんのよん」)による「ソクラティック・ラブ」(17時~)。両作ともにスズキジュンペイが主演を務めており、不動産屋の男がある少女の頼みを聞いたことで奇想天外な出来事で見舞われる「彼方からの手紙」には、「四月の永い夢」「七つの会議」の朝倉あきも出演。「ソクラティック・ラブ」は、売れないお笑い芸人を主人公にしたポップでカラフルなラブストーリーが展開する。「彼方からの手紙」上映後には、瀬田監督と早坂監督がトークに参加する。
「Before SEASIDE CINEMA 東京藝術大学大学院映像研究科 修了制作作品コレクション」は、4月27~30日にMARINE & WALK YOKOHAMAの海側2階特設会場で開催される。
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